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特集 | 住宅ローン

2026年3月9日(2023年3月16日公開、2026年3月9日更新)

引受範囲が広い「ワイド団信」について解説!

監修者:竹下 昌成

所要時間:9分

ワイド団信について詳しく知りたい方におススメ

団体信用生命保険(以下、団信)とは、債権者である金融機関を保険契約者および保険金受取人とし、融資を受ける債務者(住宅ローン利用者)を被保険者とする保険契約です。住宅ローンの借り入れを行う際は、基本的に団信への加入を求められます。

団信に加入する際は、引受保険会社に対して健康状態を告知する必要があります。持病がある方は「自分は団信に加入できないので、住宅ローンの借り入れはできない」と諦めてしまうかもしれません。

しかし、一般的な団信(「一般団信」)よりも引受条件が広い「ワイド団信」なら、持病があっても加入できる可能性があります。

本記事では、住宅ローンの借り入れを検討している方に向けて、ワイド団信がどういったものかを解説するので、参考にしてください。

住宅ローンの「団信」とは?

住宅ローンを調べている方は、各種パンフレットやウェブサイトを閲覧したり、家族や友人や知人などと会話をしたりした際に、「団信」の単語を見聞きした経験があるのではないでしょうか。

単語を知っていても、意味を正確に理解していない場合もあるでしょう。まずは団信の概要と特徴を詳しく説明します。そのうえで、加入条件も紹介するので、申込みを行う前にしっかりと把握しておきましょう。

団信の概要と特徴

団信とは、住宅ローン利用者に万が一の事態(「死亡する」「高度障害状態になる」など)が発生した場合に、生命保険会社が住宅ローン残高に相当する保険金を金融機関に支払う保険です。基本的に住宅ローンの借り入れを行う際は、金融機関側から「団信への加入」を融資の条件として提示されます。

団信への加入は、金融機関側にとっては「住宅ローン利用者が死亡・高度障害状態になった際、貸し倒れリスクを回避できる」メリットがあり、住宅ローン利用者側にとっても「万が一のことが起こった際、家族に残債を背負わせずに済む」メリットがあると覚えておきましょう。

金融機関によっては、「死亡」や「高度障害状態」のケースだけではなく、さまざまな疾病(「がん」「心疾患」「脳疾患」など)になった場合にカバーするプランも取り扱っています。詳細は、各金融機関のウェブサイトを確認してください。

団信の加入条件

以下は、団信の加入条件です。

  • 住宅ローンの「新規借り入れ」または「借り換え」を行うこと
  • 健康状態(持病の有無、既往歴など)を基に、引受保険会社が加入を認めること

一般的に団信に加入できるのは、住宅ローンを新規に借り入れるタイミング、または、借り換えを行うタイミングに限られます。加入後のプラン変更はできません。住宅ローンの返済は長期間続くものなので、慎重にプランを選択しましょう。

なお、他の生命保険と同様に、加入に際して健康状態を正確に告知しなければなりません。

借入金額が高額な場合や、保険会社が必要と判断した場合は、健康診断結果証明書の提出を求められる可能性があります。誰でも加入できるわけではなく、健康状態によっては加入できない可能性がある点にご注意ください。

住宅ローンの団信に入れない可能性がある方とは?

上述したように、団信には誰でも加入できるわけではなく、健康上の理由で加入を断られる場合があります。

団信への加入の可否は引受保険会社によって判断されますが、審査基準は公開されていません。

具体的には、「現在、病気の治療をしている方」および「既往歴がある方」に関しては、団信に加入できない可能性があると認識しておきましょう。

なお、保険会社は、保険金を支払う際に過去の通院歴や病歴などを詳細に調査します。万が一虚偽の告知をして加入をした場合、保険金の支払いが行われない場合があります。だからこそ、ありのままの健康状態を告知してください。

また、ご自身が団信に加入できるかどうか不安な場合は、住宅ローンの仮審査時点で団信の審査も同時に行ってもらえないか相談してみましょう。

住宅ローンの団信に入れない場合の対処方法

健康上の理由で団信に加入できない場合は、「一般団信ではなくワイド団信を利用する」などといった方法を検討しましょう。

一般団信ではなくワイド団信を利用する

金融機関によっては、一般団信よりも引受基準が緩和された「ワイド団信」を取り扱っている場合があります。

ワイド団信に関しても、一般団信と同様に、加入の可否は引受保険会社によって判断されるため、健康状態によっては加入を断られる可能性もありますが、一般団信を利用できない方はワイド団信の審査を受けるのもよいでしょう。

「ワイド団信」とは?

ワイド団信とは、一般団信よりも引受条件が緩和された団信です。

ワイド団信なら、「現在、病気の治療をしている」「既往歴がある」方でも加入できる可能性があります。

以下、「ワイド団信の特徴」を詳しく説明したうえで、「auじぶん銀行が取り扱っているワイド団信で引受実績がある病気」の例を紹介します。

ワイド団信の特徴

上述したように、ワイド団信は、一般団信よりも引受条件が緩和されているため、一般団信で引受できなかった方でも加入できる場合があります。

しかし、住宅ローン適用金利の上乗せが行われることにご注意ください。上乗せされる金利は金融機関によって異なりますが、auじぶん銀行の場合は適用金利に年0.3%上乗せされると覚えておきましょう。

auじぶん銀行が取り扱っているワイド団信で引受実績がある病気

下表に、auじぶん銀行が取り扱っているワイド団信で、過去に引受実績のある病気、状態の例をまとめました。ワイド団信への加入可否は総合的に判断され、病名だけで決定されるものではなく、以下はあくまで一例ですが参考にしてください。

病気・状態の例
心疾患
てんかん
もやもや病
精神疾患
潰瘍性大腸炎
クローン病
糖尿病
関節リウマチ
膠原病
上皮内新生物(上皮内がん)

一般団信に入れない場合は、ワイド団信で住宅ローンを利用しよう

住宅ローンの借り入れを行う際は、基本的に金融機関から団信への加入を求められます。持病がある方は、団信に加入できない場合があるため、「住宅ローンを組むのを諦めて、一括で購入できる金額の貯蓄ができるまで待とう」と考える方もいるかもしれません。

しかし、「一般団信」に加入できなかったとしても、引受条件が緩和されている「ワイド団信」なら加入が認められる可能性があります。配偶者の健康状態に問題がなければ、配偶者が住宅ローン利用者となることも選択肢のひとつです。

住宅ローンおよび団信の申込みを行う際は、あらかじめ各金融機関のウェブサイトを閲覧し、内容を把握しておきましょう。そのうえで、不明な点がある場合は、一人で悩み続けるのではなく、金融機関や引受保険会社の窓口に相談してください。

なお、住宅ローンを繰上返済して完済すると団信も消滅します。繰上返済を考える場合はその時の年齢や健康状態も考慮して検討しましょう。

監修者:竹下 昌成
顔写真:監修者:竹下 昌成

プロフィール:
竹下FP事務所代表、TAC講師、㈱メディエス代表取締役。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ、立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績。30歳でサラリーマン投資家として大家業をスタート、38歳で本格化、45歳でFIRE。現在は大家業をメインに講師や執筆監修活動、相談業務。

資格情報:CFP®、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、住宅ローンアドバイザーほか

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