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マイホームを建てる!その時に知っておくべき3つのポイントとは?

執筆者:四宮朱美(住宅ジャーナリスト)

2017年8月10日

「一生に何度もできない大きな買い物」、それがマイホームです。しかし家を建てようと決心しても、何から考えれば良いのか分からない方もいるかもしれません。そこで初めてマイホームの購入を検討する時におさえておきたい3つのポイントを確認しましょう。

1.どんな家に住みたいか?家族全員で話し合ってみよう

一番大切なのは、どんな家を建てたいかを家族全員で話し合うことです。新しい家に求める目的や希望など、家に求めるものは人それぞれ違います。もちろん、家族全員の居心地が良い家を目指すだけではなく、新しい家でどのような暮らしをしたいかを確認しましょう。

生活のスタイルによって、リビングが広い家がいいか、それぞれの個室が充実した家がいいかなども異なります。さらに、建物の外観のスタイルや、庭の作り方なども話しましょう。最初にお互いの価値観を知っておくことは重要です。

2.住宅費用の予算を決めよう

次に家づくりにかかる予算を考えてみましょう。家づくりは家屋だけに費用がかかるわけではありません。外構や屋外給排水設備など、建物以外の工事費もかかります。

さらに税金や申請費用、保険料、引っ越し代なども必要です。土地を購入する場合は土地代、家具を新調する場合はその分も上乗せして費用がかかります。そのため、住宅を購入する時は複数社から見積をもらい、内容をよく比較し、自分たちに見合った内容なのかどうかをよく確認しましょう。

その際、見積もりの内訳で自分たちが譲れるもの、譲れない物ものの優先順位を検討しましょう。その優先順位と予算を照らし合わせながら家族で話し合い、まずは予算内に収めるにしましょう。

マイホームを建てる際に必要な費用(例)
[表①]

3.自分に適した返済計画を考えよう

マイホームにかかるおおよその見積りが出せたら、次に返済計画を考えます。

マイホーム費用の支払いには住宅ローンを検討する人が多いと思います。住宅ローンには、財形住宅融資などの公的ローンと、銀行や信用金庫などが提供している民間ローンがあります。公的ローン、民間ローンのいずれを選択する場合でも、金利や返済方法、返済期間などをよく検討しましょう。

また、借入可能額を確認するのも大事ですが、実際に返済出来なければ意味がありません。ご自身や家族の現在の収支や今後のライフプランを考えた上で支払いができる範囲でローンを組むことが重要です。

例えば、費用4,000万円*1の家(土地+住宅)を新築で購入するとします。

30年ローン*2を元利均等返済、ボーナス返済なし、金利1.0%で組む場合、毎月の支払額や総返済額がどのようになるのでしょうか。頭金が0円、費用の1割、2割、3割の4つのパターンで比較してみましょう。*3

  • *1~*3土地を購入した注文住宅新築世帯の平均購入資金は4,194万円、平均ローン年数は建築31.1年/土地32.0年、平均自己資金比率は30.9%(国土交通省『平成28年度住宅市場動向調査報告書』の調査結果を参照)
費用4,000万円の家(土地+住宅)を購入する場合の返済イメージ
[表②]
  • 総返済額に事務手数料や登記関連費用等は含まない。

頭金が0円のときと頭金が1,200万円の場合では、毎月の支払額が約4万円違うだけではなく、総返済額においても約1,390万円もの差が生まれます。

これだけのお金があれば、別の大きな買い物も出来るでしょうし、老後資金の蓄えなどに充てることもできます。

実際のところ、最近では住宅ローン金利が1.0%を下回ることも少なくありません。そのため、ボーナス返済を検討する、返済期間を短縮する、毎月の支払額を増やすなどで、総支払額を抑えることができます。加えて、住宅ローン減税が使えるかどうかも予め確認しておくと良いでしょう。

住宅ローンは金利タイプや返済期間など、どのような組み合わせを選ぶかどうかで、月々の返済額が異なるのはもちろん、将来の生活にも大きく影響します。自分のライフプランに合わせ、無理のない返済計画を立てましょう。また、その計画を実行するには、何よりも日々の貯蓄が大切です。

「いつかはマイホームを持ちたい」という夢がある人は、今日から貯蓄をスタートしてみませんか。

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