auじぶん銀行(ネット銀行) au x 三菱UFJ銀行

家計にやさしい住宅ローンの組み方~2本立てローンという考え方~

執筆者:久谷真理子(ファイナンシャルプランナー) by マネーゴーランド

2017年5月11日

家計には、余裕のあるときも、厳しいときもあります。住宅ローンを組むときは「それがいつなのか?」を知っておきたいと思います。

ライフイベント表を準備しよう

オススメしたいのは、「ライフイベント表」を作ってみることです。ライフイベントを作ることで「いつ、どんなライフイベントがあって、どの程度のお金がかかるか」を整理することができます。表①は3年分ですが、ローンを組む期間にあわせて作ってみてください。家計のこれからをイメージするのに役立ちます。

[表①]

さて、これを住宅ローンのプランニングに生かします。例えば、「10年たったら、教育費の負担で家計が厳しくなりそう」というのであれば、「そのタイミングで、住宅ローン返済を軽くすることはできないか」に、頭をひねるのです。

家計に負担のかかるライフイベントに対応できるような「2本立てローン」

住宅ローンで3,000万円を借りるつもりで、表②のようなプランを立てたとします。でもこれでは、家計が厳しくなる10年後に、毎月の返済額を減らすことはできません。

[表②]
※元利均等返済、ボーナス併用なしの場合

そこで表③のように、借り入れを2本に分けることにします。表2のプランにくらべ、当初10年間の返済負担は増えますが、11年目以降はその負担を減らしておくことができます。加えて500万円分について、借入期間が短くなったこと、適用金利が下がったことの効果で、総返済額も90万円ほど節約できます。

[表③]
※元利均等返済、ボーナス併用なしの場合

借入れを分けるときは、借入額の割合やその返済期間などを調整して、無理ない返済額を探してください。どうしても落としどころが見つからないときは、借入れが多すぎることを疑いましょう。また、借り入れを分けるとコストが余計にかかることもありますので、その点は注意しながら確認してください。

プランニングのコツは、将来の家計を予測し、そのときどきの余裕に合う返済額を設定しておくことです。家計が厳しくなるタイミングで、返済負担まで増えないようにしておきたいものです。