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【みんなの平均貯蓄額はいくら?】データで見る年代別資産形成ポイント

執筆者:進藤真由美(フリーライター)
監修:吉村昌高(ファイナンシャルプランナー)

2016年12月26日

お金を貯めることが大切だとわかってはいても、具体的な目標がなければなかなかモチベーションが維持できませんよね。

一般的には世帯主の年代が進むにつれて、仕事上の地位や給与が増し、金融資産の額も増えていきます。「わが家の貯金、よその家庭と比べてどうなのかな?」と、気になったことはありませんか? 住宅購入や子どもの進学など、これから想定されるライフイベントに備えて、まずは自分の年代にふさわしい金融資産の額を目標として設定しましょう。

今回は、全国15万人を対象としたインターネット調査の結果をもとに、各年代の金融資産額の目安をご紹介します。ご自身の現在の年代平均の把握、次の年代への準備の目安としてご活用ください。

30代の金融資産額

今回の調査では、30代男性の金融資産額は平均713万円、30代女性は平均439万円という結果となりました。金融資産の平均額は一部の人によって引き上げられる傾向がありますが、30代ではさすがに、平均額が1,000万円を超えるようなことはありません。

グラフは「30代における平均金融資産額の構成比」で、内訳をみると、円普通預金や円定期預金の占める割合が男女ともに30%前後と高めになっています。投信や株式といった有価証券の占める割合は、男性17.8%、女性9.6%と男性の方が高くなりました。

30代における金融資産額の構成比
[グラフ]

30代のポイント

投資商品はマイナスになる可能性もありますが、運用期間を長くすることで複利効果が得られやすくなります。まだ若い30代は、少額ずつ投資を始めるチャンス。出産や教育、住宅購入などのライフイベントに対応できる現金を計画的に確保したうえで、余裕資金で勉強をしながら運用を始めてみましょう。

40代の金融資産額

40代男性の金融資産額は平均1,092万円、女性では平均656万円となっています。30代から40代にかけては住宅購入に踏み切る人が多く、頭金を入れることもあって、30代からそれほど数値自体は伸びていません。

30代に比べると円普通預金の構成比率は減少し、有価証券の割合が増えてきました。

40代における金融資産額の構成比
[グラフ]

40代のポイント

この時期は子どもの教育費がピークを迎える家庭も多く、何かと出費が重なる年代です。それなのに男性では平均額が1,000万円を超えるとは、少し驚きを感じてしまいますね。平均額をクリアしているご家庭でも、それらのライフイベントを控えている場合は備えを忘れないでください。

この段階から、徐々に老後資金の準備を始めることも大切です。実際の定年までにはまだ時間があるので、長期的な運用も視野に入れることができます。

50代の金融資産額

50代男性の金融資産額は平均1,840万円、女性では平均1,066万円です。子どもが独立し、本格的な老後資金の準備を始める人が多いことから、一気に増える印象ですね。

40代よりもさらに投資商品の割合が高まっており、普通預金の比率は減っています。その他の構成比が高まっている要因は、年金保険などへの加入率が高まるためだと考えられます。

50代における金融資産額の構成比
[グラフ]

50代のポイント

老後の生活費を、年金だけで賄うことは難しいといわれています。その不足額は、預金や運用で用意しなければなりません。子どもの独立から定年までに年数がある人は、その間に金融資産額を増やしておきましょう。子どもがまだ就学中という人は、並行して準備していかなければ間に合わなくなるおそれがあります。

また、定年後に投資で大きな損をしてしまうと、収入でカバーができないためライフプランがくるってしまう原因に。投資商品の内訳は、ハイリスクハイリターンなものからローリスクローリターンなものに切り替えていきましょう。

今回は年代別の金融資産額の違いや構成比率とともに、その年代に必要なお金の心構えを紹介しました。
ライフプラン(収入や支出、預金の推移を盛り込んだ人生の計画)によって、同じ金額でも持つ意味は大きく変わってきます。自分に必要な金融資産額や老後資金などを把握すると、お金に対する不安が減らせるかもしれません。まだライフプランを組んだことのない人はぜひ一度ライフプランを立ててみましょう。
どうやってライフプランを組めばいいか分からない、という方は一度ファイナンシャルプランナー等に相談してみるのもおすすめですよ。