更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(147.50円~151.50円)

- 上げ渋りか、米インフレ緩和傾向強まる
- 上げ渋りか。米インフレ緩和の傾向は鮮明となりつつあり、11月30日発表予定の10月コアPCE価格指数が注目されそうだ。市場予想と一致した場合、追加利上げ観測は一段と後退する見込み。米長期金利が伸び悩んだ場合、株高でもリスク選好的なドル買い・円売りは縮小するとみられる。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(147.15円~149.99円)
- 伸び悩み、米追加利上げを期待したドル買いは縮小
- 伸び悩み。米ドルは週初に149円99銭まで買われたが、米インフレ緩和の傾向が強まり、追加利上げの可能性は低いとの見方が広がったことから、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小。インフレ率が大幅に低下するとの見方は少ないことから、一部でドルを買い戻す動きが観測されたが、149円台後半で上げ渋った。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- 反落、米インフレ緩和でドル買い縮小
- 反落。米追加利上げ観測が再浮上し、週初に151円91銭まで買われたが、11月14日発表の10月米消費者物価指数は市場予想を下回り、追加利上げ観測は大幅に後退したことから、米ドル売り・円買いが広がった。米長期金利の低下を受けて欧州通貨買い・米ドル売りが強まり、米ドル・円はこの影響も受けたようだ。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 上昇、米追加利上げの可能性残る
- 上昇。11月9日に行われた米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演で追加利上げの用意があるとの見方が伝えられたことから、リスク選好的なドル買い・円売りが再び活発となった。1ドル=151円台までドル高・円安が進行しても円買い介入は観測されていないこともドル買いを促す一因となったようだ。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 伸び悩み、米利上げ終了観測台頭でドル買い縮小
- 伸び悩み。日本銀行は長期金利の上限を1.0%に引き上げたが、金融緩和継続の方針は変わらず、米ドル買い・円売りが拡大し、一時151円台後半まで円安に振れた。しかしながら、11月1日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受けて利上げ終了観測が台頭し、週後半は米ドル売り・円買いが活発となった。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(161.50円~165.00円)

- 伸び悩みか、ユーロ圏11月CPIが手掛かり材料に
- 伸び悩みか。日欧金利差が意識され、リスク回避のユーロ売り・円買いが急拡大する可能性は低いとみられる。欧米やアジアの株高は好材料。ただし、ユーロ圏11月消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回った場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小し、対円レートは伸び悩む可能性は残されている。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(161.25円~163.65円)
- やや強含み、経済指標改善でユーロ買い強まる
- やや強含み。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーから根強いインフレ警戒が示されたほか、ユーロ圏11月製造業PMIと同サービス業PMIなどが市場予想を上回ったことから、早期利下げ観測は後退。米ドル高・円安の進行は一服したものの、163円65銭までユーロ高・円安に振れる場面があった。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- 強含み、米インフレ緩和でユーロ買い強まる
- 強含み。米追加利上げが警戒されたことで週初に161円55銭までユーロ安円高に振れる場面があったが、米インフレ緩和を意識したユーロ買い・ドル売りが強まり、この影響でユーロ・円は一時164円台前半まで買われた。日欧金利差が短期間で縮小する可能性は低いこともユーロ買い材料となった。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 堅調推移、日欧金利差を意識したユーロ買い継続
- 堅調推移。米利上げサイクル終了観測の高まりを受けてリスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが観測された。一方、日本銀行の植田総裁は「金融正常化に向けた着手は時期尚早」など慎重な見解を示したことで、日欧金利差拡大観測によるユーロ買い・円売りが優勢となり、一時161円95銭までユーロ高が進行した。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 堅調推移、米利上げ終了観測や株高でユーロ買い強まる
- 堅調推移。「日本銀行は政策再修正を検討」との報道を受け、日欧金利差縮小観測によるユーロ売り・円買いが一時強まった。しかし、日銀は緩和政策の基本的な枠組みを維持したことからユーロ買い・円売りが再燃。米国の利上げ終了間近との見方から株高となったことも、ユーロ買い・円売りを促したようだ。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(97.00円~100.00円)

- もみ合いか、追加利上げ観測で底堅い動きに
- もみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の議事要旨で「中銀のインフレ予測はあと1、2回の追加利上げが前提」ということが明らかに。また、ブロック総裁が「より大幅な金融政策の引き締めはインフレへの正しい対応」と述べ、追加利上げ観測は高まっている。ただ、100円水準接近での利食い売りも。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(96.84円~98.54円)
- もみ合いも強含み、中銀の議事要旨や総裁発言受け
- もみ合いも強含み。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨やブロック総裁講演でのタカ派的姿勢を受けて、追加利上げ観測が高まり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。米国株高などリスク選好の流れも豪ドル買い材料となった。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- 上昇、米利上げ終了観測で豪ドル買い強まる
- 上昇。消費者物価指数(CPI)など米インフレ鈍化を受けて、利上げ終了観測が再燃し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢になった。10月雇用統計では雇用者数が予想を上回る増加となったが、米長期金利の低下が一服したことで、週末に豪ドル買いはやや後退した。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- もみ合いも弱含み、追加利上げの可能性低いとの見方強まる
- もみ合いも弱含み。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利を0.25%引き上げたが、追加利上げの可能性は低いとの見方から豪ドル売り・円買いが優勢になった。ただ、原油先物と米国株式の反発を受けて、リスク回避の豪ドル売り・円買いは週末にやや縮小した。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 上昇、日豪金利差に着目した豪ドル買い・円売り再燃
- 上昇。日本銀行の金融政策決定が長短金利操作の再修正にとどまり、緩和維持の姿勢が示されたことから、日豪金利差に着目した動きが再燃し、豪ドル買い・円売りが強まる形となった。米国の利上げ終了観測が強まり、米長期金利が低下したことも、リスク選好資産の豪ドル買いにつながる。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(7.90円~8.20円)

- もみ合いを予想、中国経済指標に注目
- もみ合いを予想。南アフリカ準備銀行(中央銀行)の金融政策決定会合を通過して。今後は経済動向に関心が向かう。その意味では、南アフリカ経済に影響を与える中国の経済指標などが注目される。週後半にかけて購買担当者景気指数(PMI)の発表が相次ぎ、ランドの行方を左右しそう。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(7.89円~8.18円)
- 軟調、中銀では3会合連続で政策金利据え置きへ
- 軟調。企業信頼感指数の下振れ、消費者物価指数(CPI)上振れなどインフレ率上昇による景気への警戒感などが優勢となりランド売りに。また、南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利を3会合連続で据え置きにしたこともランドの上値を抑える要因になったとみられる。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- もみ合い、米長期金利低下などで買い優勢の場面も
- もみ合い。消費者物価指数(CPI)下振れに伴う米長期金利の低下、中国経済指標の堅調な結果などを手掛かりに、一時はランド買い優勢の場面が見られた。ただ、格付け会社ムーディーズによる国営輸送会社を巡る格下げの思惑なども台頭して、その後はランド買い・円売りは一服する形に。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 下落、南アフリカの景気懸念など重し
- 下落。米長期金利の上昇を受けてランドは売り優勢に。また、10月の購買担当者景気指数(PMI)の低下による景気減速懸念、格付け会社フィッチによる懸念表明などもランド売りの材料に。加えて、中国の10月貿易黒字が市場予想を大幅に下回る結果となったことも響いた。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 上昇、FOMC通過後はリスク選好通貨として一段高に
- 上昇。9月貿易収支が市場予想を上回る黒字幅となったほか、ゴドングワナ財務相が2024-2025年度の歳入増へ税制措置を提案すると発言したことなどでランド買いに。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米長期金利の急低下などもリスク選好通貨であるランドの上昇要因に。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(90.50円~92.80円)

- 続伸か、リスク選好の台頭がNZドル買いを支援へ
- 続伸か。今週も米経済指標は弱めとみられ、米利上げ打ち止め観測が強まる方向になると同時に米国経済の軟着陸に期待が台頭し始めるだろう。これで米国と世界の経済の先行きにやや楽観的な見方が台頭し始め、為替市場でリスク選好が強まる方向へ。対円での人民元高傾向にも支援され、対円でリスク通貨NZドルの続伸を予想。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(89.19円~91.04円)
- 上昇、人民元高傾向と週後半の米長期金利上昇が支援材料に
- 上昇。最大輸出先の中国で人民銀行(中央銀行)による対米ドルでの人民元高誘導姿勢堅持・米中関係改善の兆し・不動産会社への支援策強化の動きから対円で人民元が強含み、人民元に連動しやすいNZドルは対円で買いが優勢に。そこへ週後半に米長期金利が上昇に転じて対円でNZドル買いを支援、週間で上昇した。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- やや強含み、対円でリスク選好のNZドル買いがやや優勢に
- やや強含み。米インフレ率の低下基調確認と米利上げ打ち止め観測で米長期金利が急反落すると、リスク選好の強まりから水曜日まで対円でNZドル買いが活発化。その後、米労働需給の緩和傾向確認で米利上げ打ち止め観測が一段と強まると日本と海外の金利差縮小観測で円買い戻しが入り、週間では対円でNZドルはやや強含み。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- やや弱含み、中国経済への懸念再燃で売りがやや優勢に
- やや弱含み。先週前半の為替市場では米長期金利の低下を背景にリスク通貨買い需要がやや優勢で週後半には米長期金利の急反発から日本より金利の高い国の通貨を対円で買う需要がやや優勢に。しかし、最大輸出先の中国で弱めの経済指標が続いたことが嫌気されて売り圧力がやや上回り、リスク通貨NZドルは対円でやや弱含み。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 大幅高、リスク選好の買いが強い支援材料に
- 大幅高。NZドルは日本銀行の政策再修正に伴う売り圧力より中国の経済対策期待に伴う買い圧力の方が強く、対円で小幅高を確保した。日銀の政策再修正が微調整だったという認識が強まると、NZドルは対円で上昇。そこへ米長期金利急低下に伴う世界的な株高とリスク選好の強まりからNZドルは対円で一段高、週間で大幅高。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(30.05円~30.95円)

- 慎重ムードか、製造業PMIなどに注目
- この週は11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)などが発表されるため、慎重ムードが強まろう。強弱材料では、中国当局が大型の景気対策を追加するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めよう。一方、円相場が円高に傾いた場合、対円レートは下落も。また、利下げ観測の高まりも引き続き嫌気されよう。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(30.17円~30.77円)
- 強含み、上値の重い展開
- 強含み。株式市場の上昇がレアル需要を高めた。また、レアルの対米ドルレートの上昇も対円レートをサポートした。ほかに、中国当局が大型の景気対策を追加するとの観測が好感された。一方、円高進行が対円レートの上値を抑えた。また、利下げ期待の高まりもレアルの売り圧力を強めた。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- 反落、円高進行が圧迫材料
- 反落。円高進行が対円レートを押し下げた。また、原油などの下落もレアルの圧迫材料。ほかに、国内の追加の利下げ観測がレアルの売り圧力を高めた。一方、米長期金利の低下がレアルなど新興国通貨の支援材料。また、中国当局が大型な景気対策を追加するとの観測も対中輸出の拡大期待を高めた。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 続伸、米金利の先高観の後退が支援材料
- 続伸。米金利の先高観の後退がレアルなど新興国通貨の支援材料となった。また、円安進行も対円レートを押し上げた。ほかに、中国の景気対策への期待が高まっていることが対中輸出の拡大観測を高めた。一方、原油価格の大幅安が足かせに。また、米国の追加利上げ懸念の再燃も警戒された。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 続伸、米長期金利の低下基調などを好感
- 続伸。米長期金利の低下基調がレアルなど新興国通貨の支援材料となった。また、レアルの対米ドルの上昇も対円レートを押し上げた。ほかに、中国当局が景気対策を強化するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めた。一方、原油価格の下落や内外の景況感の悪化などが足かせとなった。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(20.88円~21.30円)

- 強含みか、リスク選好の強まりと不動産業界への支援策期待で
- 強含みか。今週も米インフレ率の低下基調確認などで米利上げ打ち止め観測が強まる方向を維持すると同時に、米国経済の軟着陸にも期待が台頭し、為替市場でリスク選好が強まる方向となることを見込む。中国政府が最大のリスク要因である不動産業界への支援策を強化するという期待にも支援され、対円で人民元は強含みへ。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(20.63円~20.95円)
- 強含み、中国人民銀行の人民元高誘導継続等が支援材料に
- 強含み。対円でほぼ横ばいだった米ドルに対して人民元の高め誘導を中国人民銀行(中央銀行)は継続。その上、米国政府と中国政府が両国の関係改善に向けた努力を継続する姿勢を堅持したことや中国政府が経済の大きなリスク要因である不動産業界への支援を強化する姿勢を再明確化したことに支援され、対円で人民元は強含み。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- やや弱含み、不動産不況の深刻さで売りがやや優勢に
- やや弱含み。米利上げ打ち止め観測を背景としたリスク選好の強まりや中国の10月工業生産・小売売上高の改善傾向を背景に週半ばまで対円で人民元は買い優勢に。しかし、週後半には日本と中国の金利差縮小観測の強まりや中国の不動産不況の深刻さから人民元は対円で売られ、週間ではやや弱含みに。米中首脳会談は中立要因。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 上昇、リスク選好の買いが支援
- 上昇。中国の経済対策に対する期待が根強い中、米長期金利の低下で為替市場のリスク選好が強めのままだった週半ばにかけ、日本より金利の高い中国の人民元をリスク通貨として買う需要が優勢だった。週後半も米長期金利の反発から日本より金利の高い中国の人民元を対円で買う需要がやや優勢となり、週間では上昇した。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- やや強含み、中国の経済対策期待が支援材料に
- やや強含み。日本銀行による長短金利操作の再修正で人民元は対円で売られた後、同再修正が微調整だったという認識が強まったところへ、中国の経済対策期待が強まり、対円で人民元は買われ、上昇した。その後、中国の経済対策に対する期待が徐々に後退して人民元は対円で売られたが、週間ではやや強含みに。
更新日 : 2023年11月26日
今週の見通し
2023年11月27日~2023年12月01日(11.30円~11.60円)

- 慎重ムードか、経済指標の発表を控え
- この週は10月の鉱工業生産などが発表される予定となり、慎重ムードが強まろう。また、内外景気の鈍化懸念なども引き続き嫌気される見通しだ。一方、中国当局が大型の景気対策を追加するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めよう。また、株式市場が上昇した場合、ウォン需要は増加も。
先週の動き
2023年11月20日~2023年11月24日(11.42円~11.58円)
- 弱含み、景気の鈍化懸念が高まる
- 弱含み。景気の鈍化懸念が高まっていることが圧迫材料となった。10月の生産者物価指数(PPI)は前月から一段と低下。また、中国の「影の銀行(シャドーバンキング)」問題が再び浮上していることも警戒材料となった。一方、株式市場の上昇がウォンの下値を支えた。
バックナンバー
2023年11月13日~2023年11月17日の動き
- 強含み、株高や米長期金利の低下で
- 強含み。株式市場の上昇がウォン需要を高めた。また、米長期金利の低下もウォンの支援材料となった。ほかに、中国当局が大型な景気対策を追加するとの観測が対中輸出の拡大期待を高めた。一方、ウォンの上値は重い。円高進行が対円レートの上値を抑えた。
2023年11月06日~2023年11月10日の動き
- 続伸、円安進行や米長期金利の低下で
- 続伸。円安進行が対円レートを押し上げた。また、米長期金利の低下もウォンなどの支援材料。ほかに、中国の景気対策への期待が高まっていることが対中輸出の拡大観測を高めた。一方、米追加の利上げ懸念が再燃していることが足かせとなった。
2023年10月30日~2023年11月03日の動き
- 反発、株高や米長期金利の低下で
- 反発。株式市場の上昇がウォン需要を高めた。また、米長期金利の低下もウォンなどの支援材料。ほかに、経済指標の改善が好感された。9月の鉱工業生産の上昇率(は前年同月比)はプラス3.0%となり、前月のマイナス0.7%(修正値)と予想のマイナス0.8%を上回った。一方、中国景況感の悪化などが警戒された。