更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(155.50円~159.50円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 伸び悩みか、米インフレ鈍化と日銀の利上げ観測で
- 伸び悩みか。米インフレ指標は鈍化しつつあり、9月利下げの可能性は高いことから、ドル売り・円買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。日本銀行による7月追加利上げ観測はやや後退したものの、金融政策修正の思惑が再び強まる可能性は残されていることもドルの上昇を抑える一因となりそうだ。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(155.38円~158.86円)
- 下げ渋り、米長期金利の反発を受けてドル売り縮小
- 下げ渋り。日本の一部閣僚が日本銀行に利上げを求めたことから、リスク回避的な米ドル売り・円買いが活発となった。ただ、米長期金利の反発を受けてリスク回避的な円買いは縮小。また、円安がある程度是正されたことによって日本銀行による7月追加利上げ観測はやや後退したこともドル売り・円買いを抑制した。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 反落、米長期金利低下と為替介入観測で158円を下回る
- 反落。米金利見通しを巡ってドル・円は一時161円台後半まで買われたが、7月11日発表の6月米消費者物価(CPI)は市場予想を下回り、9月利下げ観測が台頭した。さらに、日本政府による為替介入とみられる円買いも観測されており、ドル・円は12日の取引で一時157円台前半まで下落した。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 伸び悩み、米長期金利低下でドル買いは一段落
- 伸び悩み。日米金利差を意識したドル買い・円売りが強まり、一時162円に接近した。フランスの政治不安を嫌気したリスク回避的な円買いが縮小したことも影響したようだ。ただ、米国の祝日を前に持ち高調整とみられるドル売りが観測され、週後半は長期金利の低下を受けたドル売り・円買いが優勢となった。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- 強含み、1986年12月以来のドル高水準
- 強含み。1986年12月以来となる161円27銭までドル高・円安が進行した。1ドル=160円を超えた後も米ドル売り・円買いの為替介入は実施されなかったことから、リスク選好的なドル買い・円売りが拡大した。日米金利差が短期間で縮小する可能性は低いとみられていることなどが主なドル買い材料となった。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(169.00円~173.00円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 伸び悩みか、日欧金利差縮小の思惑残る
- 伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを見送ったが、域内経済の下振れが警戒される。そのため9月追加利下げの可能性があり、リスク選好的なユーロ買いは抑制される展開か。一方、日本銀行による追加利上げの可能性は消えていないため、日欧金利差の縮小を意識したユーロ売りが強まる可能性は残されている。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(170.00円~172.92円)
- 弱含み、米ドル安・円高の相場展開の影響受ける
- 弱含み。米ドル・円相場が円高方向に振れたこと、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は経済成長のリスクは下方に傾斜しているとの見方を伝えたことから、リスク回避のユーロ売り・円買いが観測された。フランスの政局不安は後退したものの、 リスク選好的なユーロ買いは拡大しなかったことも影響したようだ。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 反落、米ドル安・円高進行の影響受ける
- 反落。米長期金利の低下や9月利下げの可能性が高まったこと、フランスの政局不安は後退したことから、 リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。ただ、この局面で米ドル売り・円買いが急拡大し、日本の為替介入が警戒されたことから、ユーロ・円は一時171円台半ばまで下落した。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 堅調推移、日欧金利差を意識したユーロ買い強まる
- 堅調推移。フランスの財政悪化を懸念したリスク回避のユーロ売り・円買いは一巡し、日欧金利差を意識したユーロ買い・円売りが活発となったことから、ユーロ・円は一時174円台半ばまで上昇した。日本の為替介入に対する警戒感はやや低下したことも影響したようだ。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- 強含み、リスク回避の円買いは縮小
- 強含み。フランスの財政悪化を懸念したリスク回避のユーロ売り・円買いは一巡し、日米金利差を意識した米ドル買い・円売りが活発となったことから、ユーロ・円は週初の170円台前半から6月28日には172円台まで買われた。円安進行でも日本の為替介入は実施されなかったことも影響したようだ。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(104.00円~106.50円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- もみ合いか、豪準備銀行による年内利上げの可能性残る
- もみ合いか。6月雇用統計で雇用者数は予想以上の増加となり、引き続き労働市場の底堅さが示された。豪準備銀行(中央銀行)の年内利上げ観測は高まり、リスク回避の豪ドル売りは抑制される可能性がある。ただ、7月末の日銀の金融政策決定会合で追加利上げ観測が浮上しており、豪ドル買いは限られよう。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(104.53円~107.24円)
- 下落、日豪金利差縮小の思惑も
- 下落。中国の経済減速が懸念されたほか、日本銀行による追加利上げ観測の高まりもあり、日豪金利差の縮小を意識した豪ドル売り・円買いが優勢となった。ただ、6月雇用者数の大幅増加を受けて、その後はリスク回避的な豪ドル売り・円買いもやや縮小した。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 下落、米長期金利低下や為替介入観測で円買い強まる
- 下落。米9月利下げへの期待で豪ドル買い・円売りが一時強まった。ただその後は、米国の6月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化、日本政府・日銀の円買い介入思惑からドル・円が急落し、この影響で豪ドル・円も下げ幅を拡大させた。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 上昇、5月小売売上高は市場予想を上回る
- 上昇。5月小売売上高が予想を上回る伸びとなったことから、年内利上げ観測がやや強まったとみられ、リスク選好的な豪ドル買いが観測された。フランスの政治不安がある程度解消され、リスク回避的な豪ドル売りが縮小したことも影響したようだ。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- 上昇、直近のインフレ指標は市場予想を上回る
- 上昇。神田財務官が「為替介入は24時間準備している」と述べ、一時全体的に円買いになる場面がみられた。ただ、その後は、豪州の5月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったこと、豪準備銀行(中央銀行)高官のタカ派的な発言が伝わったことなどから、豪ドル買いが優勢となった。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(8.50円~8.90円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- もみ合いを予想、インフレ指標に注目
- もみ合いを予想。先週に大幅下落となった反動も強まりそうだ。とりわけ、早期利上げ観測に伴う円高進行は落ち着くとみられる。今週は消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が発表予定、市場想定との乖離が大きくなれば、ランド・円の変動要因にもなり得よう。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(8.53円~8.81円)
- 下落、中銀のハト派姿勢などでランド売り
- 下落。南フリカ準備銀行(中央銀行)では政策金利を据え置いたものの、委員会メンバー6名のうち2名が利下げを主張するなど、想定以上にハト派的なものとなっている。年内利下げ観測浮上がランド安の要因に。また、日本銀行の早期利上げ観測に伴う円高の進行も、ランド・円には逆風に。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- もみ合い、日本の為替介入観測で伸び悩み
- もみ合い。米国の早期利下げ期待の再燃に伴う長期金利低下は、ランドなど新興国通貨の上昇要因となった。ただ、後半にかけては、ドル円相場が急落、日本銀行・政府による為替介入観測が強まったことで、円は他通貨に対して買い優勢に。ランド・円も伸び悩んだ。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- もみ合い、米長期金利低下で下げ渋る
- もみ合い。ラマポーザ大統領による閣僚人事発表を受けて買いが先行も、その後は高値警戒感による売りで一時大きくランド・円は下落。週半ばから後半にかけては、早期利下げ再燃期待の高まりで米長期金利が低下し、新興国通貨には買い安心感が再度強まる展開へ。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- もみ合い、国民統一政府の先行き懸念が一時高まるも
- もみ合い。閣僚人事を巡って一時は国民統一政府の先行きに対する不透明感が強まる場面もあったが、閣僚人事の合意期待が優勢となって、ランドは下げ渋った。なお、米国長期金利の高止まり状況などは、ランドなど新興国通貨にとっての逆風とはなっている状況。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(93.50円~96.50円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 弱含みか、年内利下げ観測の高まりで
- 弱含みか。4-6月期消費者物価指数(CPI)は予想を下回り3年ぶりの低い伸びとなった。NZ準備銀行(中央銀行)の目標レンジである1-3%に近づいたことで、年内の利下げ観測が強まり、NZドルは上値が抑えられ弱含みに推移しそうだ。米大統領選や日米金融政策決定会合の行方に対する思惑で上下に振れる可能性も。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(94.44円~96.68円)
- 下落、インフレの鈍化基調から年内利下げ観測台頭
- 下落。4-6月期消費者物価指数(CPI)が予想を下回りインフレの鈍化基調があらためて確認されたことで、年内利下げ観測が強まりNZドルは対円で下落した。中国の経済指標が軟調だったことやバイデン米政権が対中規制強化を検討していると報じられたこともNZドルの重しに。米ドル高円安の急激な進行も上値を抑えた。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 下落、NZ準備銀行のタカ派姿勢後退で
- 下落。NZ準備銀行(中央銀行)は8会合連続で政策金利の据え置きを決定した。ただ、「金融政策は制約的にとどまる必要があるが、予想されるインフレ圧力鈍化に合わせて緩和されるだろう。」と述べ、インフレ率は今年後半に1-3%の目標レンジに戻る見通しとしたことで、利下げ観測が強まりNZドルは対円で下落した。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 強含み、経済指標が改善傾向に
- 強含み。中国の経済指標は強弱まちまちの結果となったが、5月住宅建設許可件数が改善傾向だったことや豪州の5月小売売上高や住宅建設許可件数も市場予想を上回ったことを受け、NZドルは対円でやや強含みに推移した。米長期金利の低下や、フランスの政治不安に対する過度な懸念が後退したことも支援材料に。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- やや強含み、NZ準備銀行の利下げ観測が後退
- やや強含み。5月貿易収支が予想を上回ったことからNZ準備銀行(中央銀行)の利下げ観測が後退し、NZドルは対円でやや強含みに推移した。日本の財務官の円安牽制発言でやや調整したが、豪5月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り豪利上げ期待が高まったことや、円安・米ドル高が進行したことも下支えとなった。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(27.45円~28.95円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 弱含みか、世界システム障害を引き続き圧迫材料へ
- 弱含みか。世界的なシステム障害が報告されていることが引き続き圧迫材料となろう。また、弱い経済指標も引き続き警戒される見通しだ。ほかに、円高が一段と進行した場合、対円レートは続落も。一方、景気対策への期待などがサポート材料となる見通しだ。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(28.09円~29.34円)
- 続落、円高進行や世界システム障害で
- 続落。円高進行が対円レートを押し下げた。また、世界的なシステム障害が報告されたことで、リスク回避の一環としてレアルなど新興国通貨に売り圧力も強まった。ほかに、弱い経済指標が嫌気された。5月の経済活動指数は前年同月比で1.30%となり、前月の4.28%を大幅に下回った。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 反落、円高進行が圧迫材料
- 反落。円高進行が対円レートを押し下げた。また、中国の内需不振なども対中輸出の伸びが鈍化するとの懸念を高めた。一方、米利下げ時期の前倒し観測が好感された。また、経済指標の改善も支援材料。5月の小売売上高の増加率(前年同月比)は8.1%となり、前月の2.2%と予想の4.4%を大幅に上回った。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 反発、米長期金利の低下や株高などを好感
- 反発。米長期金利の低下がレアルなど新興国通貨の支援材料となった。また、株式市場の上昇もレアル需要を高めた。ほかに、原油価格の上昇などが好感された。一方、弱い経済指標が足かせとなった。5月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)はマイナス1.0%となり、前月のプラス8.4%を大幅に下回った。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- 反落、財政状況の悪化懸念で
- 反落。財政状況の悪化懸念が高まっていることがレアルの売り圧力を強めた。レアルの対米ドルレートは6月26日、一時約2年半ぶりのレアル安を記録。また、中国景気の先行き不安が払しょくできないことも圧迫材料となった。一方、円安進行が対円レートをサポートした。また、成長予想の上方修正も好感された。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(21.20円~21.80円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 弱含みか、中国経済の先行き不透明感を懸念
- 弱含みか。長引く内需低迷から中国経済への先行き不透明感が増し、中国元は対円で弱含みに推移しそうだ。米大統領にトランプ前大統領が返り咲くとの見方も下落要因に。ただ、「三中全会」で内需拡大や債務・不動産リスクの抑制を図るほか金融・財政改革も推進する方針を表明しており、内需拡大策発表への期待は下支えに。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(21.46円~21.86円)
- 弱含み、目立つ経済指標の低調さを嫌気
- 弱含み。4-6月期国内総生産(GDP)や6月小売売上高などの経済指標の低調さが目立ち、中国元は対円で弱含みに推移した。不動産市況など内需の低迷が足かせとなっている。「三中全会」でも目新しい経済対策は打ち出されず、米大統領にトランプ前大統領が返り咲くとの見方や米ドル高円安の進行も下押し要因となった。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 下落、貿易収支は改善も、内需は依然低迷
- 下落。6月貿易収支は改善傾向だったものの、消費者物価指数(CPI)は伸びが鈍化しており、内需の低迷が鮮明となったことで、中国元は対円で下落した。また、米国の消費者物価指数が予想以上に減速していたことから年内利下げ観測が強まり、米ドルが対円で大幅に下落したことに連れ、中国元もさらに下落した。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- やや強含み、円全面安の勢いで一時年初来高値更新
- やや強含み。6月購買担当者景気指数(PMI)は強弱まちまちの結果となり、内需の低迷が浮き彫りとなったが、円全面安の勢いから中国元も対円で一時年初来高値を更新した。中国政府の景気対策への期待や米政策金利の利下げ観測の高まりも中国元の下支えになり、中国元は対円でやや強含みに推移した。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- やや強含み、米政策金利の利下げ観測の高まりと円全面安
- やや強含み。中国景気の先行き不安や欧米との貿易摩擦悪化懸念はあるものの、中国政府の景気対策への期待や米5月個人消費支出(PCE)価格指数の鈍化を受けた米政策金利の利下げ観測の高まりから、中国元は対円で上昇し一時年初来高値をつけた。円安・米ドル高が進行したことも中国元の下支えになった。
更新日 : 2024年07月21日
今週の見通し
2024年07月22日~2024年07月26日(11.16円~11.48円)
![今週のトレンド ※予想レンジ仲値と先週の終値の比較で自動式計算により表示しています。コメント内容とイメージが異なる場合があります。](/fisco/image/trend_green.png)
- 弱含みか、世界経済活動の混乱懸念で
- 弱含みか。世界の経済活動が混乱に陥るとの懸念が強まっているなか、ウォンなどが売られる可能性がある。また、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)などがこの週に発表されるため、見極めるムードも強まる見通しだ。一方、金融緩和を含む中国の景気対策への期待などが支援材料となろう。
先週の動き
2024年07月15日~2024年07月19日(11.31円~11.52円)
- 続落、株安や中国景気の鈍化懸念で
- 続落。株式市場の下落がウォン需要を縮小させた。また、中国景気の鈍化懸念も対中輸出の縮小観測を強めた。ほかに、円高進行が対円レートを押し下げた。一方、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策への期待などがサポート材料となった。
バックナンバー
2024年07月08日~2024年07月12日の動き
- 続落、円高進行や株安がマイナス材料
- 続落。円高進行が対円レートを押し下げた。また、株式市場の下落もウォン需要を縮小させた。ほかに、中国の内需不振が対中輸出の伸び鈍化懸念を強めた。一方、米利下げ時期の前倒し観測がウォンなどの支援材料となった。また、中国の金融緩和が期待されていることも韓国への資金流入が加速するとみられた。
2024年07月01日~2024年07月05日の動き
- 弱含み、輸出入の減少などを警戒
- 弱含み。弱い貿易統計が警戒された。6月の輸出・輸入の増加率はそろって前月から悪化した。また、円高進行も対円レートを押し下げた。一方、ウォンの下値は限定的。米利下げ期待の高まりがウォンなどの支援材料となった。また、株式市場の上昇もウォン需要を高めた。
2024年06月24日~2024年06月28日の動き
- 続伸、円安進行や株高を好感
- 続伸。円安進行が対円レートをサポートした。また、株式市場の上昇もウォン需要を強めた。ほかに、消費者信頼感指数の上昇など経済指標の改善がサポート材料。一方、中国景気の先行き不安や米中対立の激化などが対中輸出の減少懸念を強めた。