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2024/05/27

銀行口座の種類|それぞれの違いやメリット・デメリットを紹介

執筆者:馬場愛梨(ファイナンシャル・プランナー)

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銀行口座には、いくつかの種類があります。それぞれ用途や金利などが異なるため、自分の目的に合った口座を選択して利用したいところです。

「銀行口座を開設したいけど、種類がよくわからない」「自分に合う口座はどれ?」という人もいるでしょう。

この記事では、銀行口座の種類ごとの特徴や違い、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

■銀行口座の種類とは

銀行口座の主な種類は、以下のとおりです。

普通預金口座

自由に出し入れができ、預金や支払いなど幅広く使える口座

定期預金口座

期間を定めて預金をするための口座。普通預金より金利が高め

総合口座

普通預金や定期預金などを組み合わせた口座

外貨預金口座

ドルなど外国の通貨で預金ができる口座

貯蓄預金口座

貯蓄専用の口座。自動引落としなどには利用できない

当座預金口座

手形や小切手などの決済に使われる口座

銀行によって扱っている口座の種類や名称が異なる場合がありますが、おおむね上記のとおりです。それぞれ役割が異なるので、目的や状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

続いて、それぞれどのような口座なのか、詳しく見ていきましょう。

■普通預金口座

普通預金口座は、銀行で取引する際の基本となる口座です。「銀行口座」と聞いて、多くの人が最初にイメージする口座かもしれません。

自由なタイミングで入出金ができ、自動受取や自動引落としの設定にも対応しています。ATMやインターネットバンキングでも利用できます。

【普通預金口座のメリット】

  • 自由度が高く、幅広い用途に使える

【普通預金口座のデメリット】

  • 定期預金口座や貯蓄預金口座などと比べて金利が低め

など

普通預金口座は、手元に置くには多すぎるお金を一時的に保管しておく場所として利用することもできますし、給与や年金の受取、公共料金や家賃、クレジットカードの支払いなどにも使えます。

用途が限定されていないため、「どんな風に銀行口座を利用していくかイメージがつかない」という人が、ひとまず作っておく口座としても便利でしょう。

ただ、定期預金口座などと比べると金利は低めです。金利が低いということは、お金を預けておいても増えにくいということです。「できるだけお得に利用したい」「積極的に増やしたい」という人は、別の口座との併用を検討しましょう。

■定期預金口座

定期預金口座は、「○ヶ月」「○年」といった期間をあらかじめ定めた上でお金を預ける口座です。一般的に、預ける期間が長くなるほど金利が高くなっていきます。

【定期預金口座のメリット】

  • 普通預金口座よりも金利が高め

【定期預金口座のデメリット】

  • 原則として、満期までお金を預け続けることになる

など

普通預金口座と違い、定期預金口座には「満期」があります。満期まで預け続ければ高い金利が適用されますが、普通預金口座よりも自由度は下がります。

もし途中でどうしてもお金が必要になった場合は、満期を迎える前にお金を引出すことも可能です。しかし、それは「中途解約」という扱いになり、当初の定期預金金利ではない金利が適用されることになります。

上記のような特徴があるため、定期預金口座はしばらく使う予定がないお金を置いておく場所として利用することに向いています。

●「大口定期預金口座」や「積立定期預金口座」もある

定期預金にはいくつかのバリエーションがあります。

例えば「大口定期預金」は、1,000万円以上などまとまったお金を預けるときに使える定期預金です。通常の定期預金に比べて、高い金利が適用されることが多いのが特徴です。

また、「積立定期預金」は毎月1回など定期的に決まった金額を定期預金に預けていく(積み立てていく)ための口座です。一度設定しておくだけで、あとは毎回自動的に資金が移動する仕組みなので、手間をかけずにコツコツと貯金をしたい人に向いています。

■総合口座

総合口座は前述の普通預金や定期預金を含め、いくつかの機能を兼ね備えた口座です。1つの口座や1つの通帳で、普段使いの普通預金や貯金用の定期預金を管理でき、さらに残高不足の際に自動的にお金を借りられる当座貸越(自動融資)機能などがあります。

【総合口座のメリット】

  • 1つの口座内でさまざまな取引ができる

【総合口座のデメリット】

  • 意図せず自動融資を利用してしまう可能性がある

など

総合口座には、銀行口座で必要とされる「受取る」「支払う」「貯める」「送る」「借りる」といったさまざまな機能が搭載されています。幅広い用途に使えるため、メイン口座として利用するのに便利です。

「1つの口座でさまざまなことができて便利」とメリットを感じる人もいると思いますが、「わかりにくいからもっとシンプルにしてほしい」「自動でお金を借りられる機能はいらない」と感じる人もいるかもしれません。

総合口座は、普通預金と定期預金を1つにまとめて管理したい人や、残高不足で支払いが滞るリスクを抑えたい人などに向いています。

■外貨預金口座

外貨預金口座とは、海外の通貨で預金ができる口座のことです。日本よりも金利が高い国の通貨で預金して、お金を増やせる可能性があります。ただ、日本円を米ドルやユーロなどに換えて預金するため、為替の影響を大きく受けます。

【外貨預金口座のメリット】

  • 普通預金や定期預金よりも金利が高いケースが多い
  • 預けた後で円安になると為替差益(為替変動による利益)を得られる

【外貨預金口座のデメリット】

  • 預けた後で円高になると為替差損(為替変動による損失)が出る
  • 元本保証がなく、預金保険制度(ペイオフ)の対象にならない
  • 為替手数料がかかる

など

外貨預金は元本割れのリスクがありますが、うまくいけば大きな利益を得られます。

普通預金や定期預金よりも投資性が高いため、よく理解した上で利用することが大切です。例えば、「高金利に魅かれて外貨預金を始めたのに、それで得られる利息を超える為替差損が出てマイナスになった」というケースもあるので注意しましょう。

最初は為替や海外の動向を見ながら、当面使う予定のない余裕資金で少しずつチャレンジするとよいでしょう。

外貨預金口座が向いているのは、円安に備えたい人や日本円以外にも資産を分散させておきたい人などです。

■貯蓄預金口座

貯蓄預金口座は、その名のとおり貯蓄をするための口座です。

【貯蓄預金口座のメリット】

  • 一定額以上の預金をすると、普通預金より金利が高くなる
  • 元本保証がある

【貯蓄預金口座のデメリット】

  • 自動受取や自動支払いに対応していない

など

貯蓄預金口座は、「貯金専用」の口座を用意したい人におすすめです。

お金を貯めるという目的に特化しているため、貯金を頑張った人には金利面で特典がありますが、引き落とし口座として指定することはできません。普通預金口座と連携させて、毎月一定額ずつ自動的に資金を移動させることも可能です。

■当座預金口座

当座預金は、手形や小切手の支払いなどのために利用される口座です。主に法人や個人事業主などが利用しています。

【当座預金口座のメリット】

  • 手形や小切手の支払いに使える
  • 預金の全額が預金保険制度(ペイオフ)の対象になる

【当座預金口座のデメリット】

  • 利息がつかない

など

当座預金は法律上、利息をつけることを禁止されています。そのため、どの銀行に預けても金利は0%です。

しかし、銀行が破綻した場合でも、当座預金に入っている資金は全額が保護されます。ちなみに、利息がある普通預金や定期預金などでは、「1人あたり1,000万円まで(破綻日までの利息等も保護されます)」という制限があります。

■証券口座

証券口座というと、通常は証券会社で開設する口座を指します。しかし、銀行でも証券口座を開設できる場合があります。

■各口座の同時利用や使い分けも可能

さまざまな種類の口座を紹介しましたが、どれか1つだけを選ぶ必要はありません。複数の口座を併用することも可能だからです。

各口座は、原則として無料で開設できます。「1つの金融機関で同じ種類の口座を複数作る」ことは通常できませんが、「1つの金融機関で違う種類の口座を複数作る」「複数の金融機関で同じ種類の口座を複数作る」といったことは可能です。

それぞれの口座の特徴やメリットを活かして適宜使い分けましょう。

■まとめ:口座ごとの違いを理解して使い分けよう

一口に「銀行口座」といっても、普通預金や定期預金をはじめ、さまざまな種類があります。支払いや引き落とし用として利用したいのか、貯金専用として利用したいのか、目的によって最適な口座は変わります。

銀行口座を便利に活用したり、効率良くお金を貯めたりするには、それぞれの口座の違いを理解してうまく使い分けることが大切です。

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