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【初心者必見】投資信託のリスクに対して、どのように備えるべきか

執筆者:中田 真

2021年5月13日

投資にはリスクが伴うものも多いですが、投資信託においてもさまざまなリスクがあります。今回は、投資信託のリスクの種類、備え方などについて、解説します。

目次

投資のリスクってどんなものがあるの?

投資のリスクには、投資に対する収益(リターン)が予測できない(確定していない)ことが挙げられます。また、投資信託では収益を得られる可能性も損失を負う可能性もあるため、一般的にリスクが大きいほど元本に対する損益の変動幅(振れ幅)も大きくなる傾向があります。

投資信託のリスクについて、種類や規模を解説

投資信託の主なリスクの種類について確認してみましょう。

【価格変動リスク】
投資信託が組み入れている資産の価格が変動することで、投資信託の基準価額が変動するリスクです。株式や債券などの価格は市場における需給だけでなく、国内外の政治経済情勢や、企業の業績などによっても変動します。株式や債券などの価格変動の影響により、投資信託の基準価額も変動します。

【為替変動リスク】
外国為替相場の変動により、投資信託が保有する外貨建ての資産(株式や債券など)の円換算評価額が変動することで、投資信託の基準価額が変動するリスクです。外貨建ての資産(株式や債券など)に投資する投資信託の場合、一般的に、投資開始時から円高が進むと基準価額にマイナス、円安が進むと基準価額にプラスの影響があります。

【金利変動リスク】
金利の変動によって、投資信託の基準価額が変動するリスクです。一般的に債券の市場では、金利が上昇すると債券価格は低下し、金利が低下すると債券価格は上昇する傾向があります。債券に投資する投資信託の場合、金利の変動によって債券価格も変動することから、投資信託の基準価額も変動します。

【信用リスク】
投資対象(投資先)の信用状態(評価や業績の高低など)によって、投資信託の基準価額や分配金などが変化するリスクです。例えば、投資信託に組み入れられた株式や債券の発行体(国や企業など)の経済・財政状況や業績、評価などによって、投資信託の基準価額や分配金なども変動します。

【流動性リスク】
投資信託が組み入れている資産の市場規模や取引量が少ない場合、予定している取引が実施できないことにより、投資信託の基準価額が変動するリスクです。一般的に、新興国の株式や債券などは、先進国の株式や債券などと比較して市場規模や取引量が少ないため、流動性リスクは高いという傾向があります。

【カントリーリスク】
投資先の国や地域における政治や経済状況の変化によって、金融市場(証券市場や為替市場など)に混乱が生じ、投資した資産の価値が変動することで投資信託の基準価額が変動するリスクです。一般的に、新興国は先進国と比較して高い経済成長が期待できる反面、経済・政治や社会情勢が不安定な側面もあります。新興国は先進国と比較して、カントリーリスクは高い傾向があります。

リスクを避けるためにはどうしたらいい?

投資におけるさまざまなリスクは、どのように回避すればよいのでしょうか。起こりうるリスクを回避する(リスクヘッジ)主な方法について、確認してみましょう。

リスクヘッジの方法として考えられるもの

【分散投資】
1つの資産にまとめて投資するのではなく、さまざまな種類の資産に分散して投資を行う方法です。例えば、株式や債券、異なる国の通貨など、異なる種類の資産に分散投資した場合、ある資産が値下がりしても、他の資産で損失を補え、リスクを軽減できる効果が期待できます。

【長期投資】
短い期間ではなく、長い期間で投資を行う方法です。金融市場(証券市場や為替市場など)は、一時的な要因などで投資した資産価格が短期的に大きく変動することがあります。しかし、長期的には短期的な価格変動が平均化されることから、価格変動リスクは小さくなる傾向があるため、リスク軽減の効果が期待できます。

【時間分散】
一度に全額を投資するのではなく、毎月一定額を積み立てるなど、複数回に分けて投資を行う方法です。複数回に分けて投資を行うことで購入価格が安定し、購入価格を低く抑えられます。よって、リスクを軽減できる効果が期待できます。

  • 長期投資と組み合わせる「ドルコスト平均法」
    ドルコスト平均法は、長期投資と時間分散を組み合わせることで、購入価格の平均を引き下げる効果が期待できる投資方法です。

例えば、投資信託への投資では、長期間、定期的に一定金額で投資信託を購入することで基準価額が高いときは購入口数が少なくなり、基準価額が低いときは購入口数が多くなります。結果として、購入価額の平均を低く抑えることができる可能性があります。

初心者におすすめの投資信託は?

投資初心者の方は最初からリスクの高い投資信託ではなく、比較的リスクが低めの投資信託から投資を始めることをおすすめします。

リスクが低めの投資信託について紹介

比較的リスクが低めの投資信託には、どのようなものがあるのでしょうか。以下で紹介していきます。

【債券中心の投資信託】
一般的に債券は株式などと比較すると、値動きは安定しており、元本割れのリスクも少ないという特徴があります。債券は利率(利息)が決まっており、株式のように業績予想などによって価格が大きく変動することも少ないため、投資信託の基準価額も比較的安定している傾向があります。

なお、債券は公共債(国債や地方債など)と民間債(社債など)に分けられ、公共債の方がリスクは低いですが、その分リターンも小さくなります。

【投資先が国内中心の投資信託】
一般的に投資先は国内よりも海外、先進国よりも新興国の方がリスクは高い傾向があります。

【パッシブ運用の投資信託】
投資信託の主な運用方法は、パッシブ運用(インデックス運用)とアクティブ運用の2つに分けられます。

パッシブ運用(インデックス運用)は、所定の相場指標(日経平均株価やTOPIXなど)をベンチマーク(運用の目標指標)として、ベンチマークに連動した値動きを目指す運用となります。そのため、アクティブ運用(パッシブ運用のベンチマークを上回ることを目的として運用)よりも、比較的リスクは低くなります。

投資初心者はリスクが低めの投資信託を少額から定期的に

リスクがゼロという投資信託はほとんどありません。そのため、投資対象として投資信託を選択する場合は収益(リターン)も重要ですが、リスクの大きさも十分考慮する必要があります。

投資初心者の方は、最初からリスクの高い投資信託に投資するのではなく、比較的リスクが低めの投資信託を少額から定期的に購入することをおすすめします。

  • 投資は自己責任でお願いします。
ライター:中田 真
顔写真:ライター:中田 真

プロフィール:
中田FP事務所 代表/CFP®認定者/終活アドバイザー/NPO法人ら・し・さ 正会員/株式会社ユーキャン ファイナンシャルプランナー(FP)講座 講師/元システムエンジニア・プログラマー
給与明細は「手取り額しか見ない」普通のサラリーマンだったが、お金の知識のなさに漠然とした不安を感じたことから、CFP®資格を取得。
現在、終活・介護・高齢期の生活資金の準備や使い方のテーマを中心に、個別相談、セミナー講師、執筆などで活動中。

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