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【初心者必見】投資の種類と特徴

執筆者:中田 真

2021年4月2日

教育資金や老後資金など、将来のためのお金を準備する資産形成の手段として、投資を考えている方は多いのではないでしょうか。今回は、投資の基本や種類、特徴などについて解説します。

目次

投資の基本

投資とは、利益を見込んでお金を出すことです。株式や投資信託などの購入が該当します。お金を蓄える貯蓄(銀行の預金など)は元本割れのリスクがない、または少ないといえますが、利益を見込んでお金を出す投資は、元本割れのリスクが伴うものも多くあります。

投資で得られる主な利益は「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」の2つに分けられます。

【キャピタルゲイン】
保有している資産を手放す(売却など)ことによって得られる収益のことです。例えば、株式を売却したときに得られる売買差益、債券の満期償還時に得られる償還差益などが該当します。

【インカムゲイン】
資産を保有していることによって得られる収益のことです。例えば、株式を保有しているときに得られる配当金、債券を保有しているときに得られる利子などが該当します。

主な投資の種類

投資の種類によって投資期間や投資対象、投資に必要なお金などが異なります。取り扱っている場所ごとに見ていきましょう。

・銀行

銀行で取り扱う主な投資の種類(商品)は、以下の通りです。

【投資信託】
投資信託は、投資家から集めた資金を運用の専門家であるファンドマネージャーがさまざまな投資対象に投資し、運用した成果として得られる収益を投資家に分配・還元する金融商品です。

【外貨預金】
外貨預金は、米ドル、ユーロなど、外貨建てで行う預金のことです。外貨預金の金利は、各通貨の母国の金利水準が適用されます。投資した通貨が高くなる、すなわち投資した通貨に対して円安になると為替差益を得られます。一方、投資した通貨に対して円高になると為替差損が発生し、円ベースで元本割れすることもあります。

【国債(債券)】
国債は、国(政府)が発行する債券です。個人でも購入できる「個人向け国債」は3タイプあり、半年毎に適用利率が変わる「変動10年」、発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定5年」「固定3年」です。1万円から購入可能で、元本割れのリスクはありません。

・銀行以外(証券会社やFX会社など)

銀行以外で取り扱う主な投資の種類(商品)は、以下の通りです。

【株式】
株式投資は、一般的に金融商品取引所(証券取引所)に上場されている会社の株式(上場株式)に投資することになります。上場株式の売買は、証券会社を通じて注文を出さなければなりません。そのため株式投資を行うには、証券会社に口座を開設する必要があります。

【FX(外国為替証拠金取引)】
FX(外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金(担保)を取引業者に差し入れて、日本円と米ドルなど、2つの国の通貨の為替相場を予測して売買を行う金融商品です。差し入れた証拠金の数倍から数十倍の取引できるため、投資金額よりも大きな金額で取引を行えます。しかし、証拠金以上の損失が生じる可能性もあり、元本や利益も保証されません。

【ETF(上場投資信託)】
ETF(上場投資信託)は、特定の株価指数や商品指数などに値動きが連動するように運用される投資信託です。通常の株式と同じように、金融商品取引所(証券取引所)で売買されています。

【J-REIT(上場不動産投資信託)】
J-REIT(上場不動産投資信託)は、主に不動産で運用する会社型の投資信託です。通常の株式と同じように、金融商品取引所(証券取引所)で売買されています。

【不動産投資】
不動産投資は、不動産の売却益や家賃収入などを得る投資です。現金ではなく、現物の資産として保有できることや、比較的安定した収入を得られるというメリットがあります。一方、まとまった投資資金を用意する必要があることや、賃貸の場合は空室になると利回りが低下する(空室リスク)などのデメリットもあります。

投資のはじめ方(投資商品の選び方)

投資方法や投資商品の選び方は、リスク許容度(許容できるリスクの度合い)によって異なります。そのため、投資目的・投資期間・必要金額を明確にすることが重要です。投資に慣れていない投資初心者は、仕組みが複雑な金融商品や値動きが激しい金融商品などは避け、比較的リスクの低い金融商品を少額で投資することから始めると良いでしょう。

また、リスクを減らす方法の1つに、投資を分散して行う分散投資という方法があります。分散投資の詳細は以下の通りです。

【資産の分散】
異なる値動きをする資産を組み合わせて投資を行います。例えば、特定の資産が値下がりした場合に、他の資産が値上がりするなどのように組み合わせることで、資産価格の変動リスクなどを軽減します。

【地域の分散】
投資対象の地域を日本に限定せず、異なる国(日本とそれ以外の国、先進国と新興国など)の資産を組み合わせて投資を行います。地域の分散を行うことで、国の経済状況の変化などで生じる資産価格の変動リスクなどを軽減します。

【時間の分散】
一度に多額の投資を行うのではなく、定期的に定額(少額)ずつ投資を行います。投資する時間を分散することで投資価格が平準化されるため、価格の高低で生じる損失を軽減できます。

初心者におすすめの投資

投資初心者の方におすすめの投資商品は以下の通りです。

【投資信託】
投資信託は運用の専門家であるファンドマネージャーが、投資家に代わって資産運用をしてくれます。そのため、専門知識がなくても投資を始められます。また、株式や債券など、さまざまな投資対象に分散投資される商品や、運用コスト(信託報酬)の低い商品など、多くの選択肢の中から自分の運用方針に合った運用商品を選べます。

【個人向け国債】
個人でも購入できる「個人向け国債」は、国(日本国政府)が発行する債券という安心感だけでなく、1万円から購入が可能で元本割れのリスクもありません。特に「元本割れのリスクを避けたい」「少額から投資を始めたい」という投資初心者におすすめです。

初心者におすすめの投資制度

【NISA(少額投資非課税制度)】

  • NISA(一般NISA)

毎年の非課税投資枠(120万円)を上限として最長5年間、上場株式などの配当金、分配金、譲渡益を非課税にする制度です。

  • ジュニアNISA

20歳未満の者を対象とした制度で、非課税対象となる商品や非課税期間はNISA(一般NISA)と同じですが、毎年の非課税投資枠は80万円となります。

  • つみたてNISA

一定の投資信託に積立投資をする場合に、毎年の非課税投資枠40万円を上限として、最長20年非課税の適用を受けられる制度です。なお、NISA口座は1人1口座のみ開設が可能で、同一年に併用は不可となっています(NISAとつみたてNISAは1年毎に変更可能)。

【iDeCo(個人型確定拠出年金)】

加入者が拠出した掛金を加入者自身が自己責任で対象商品を選択して運用し、原則として60歳以降に拠出した掛金額と運用益の合計金額を年金や一時金として受け取ることができる制度です。

掛金の全額が所得控除の対象となることや、運用中の利益はすべて非課税など、税制優遇されるメリットがあります。一方、管理コストがかかる、原則として60歳になるまで拠出したお金を引き出せないなどのデメリットもあります。

まずは少額の投資からはじめてみる

投資の対象となる種類や商品は株式や投資信託、債券など、さまざまなものがあります。また、投資の方向性(運用方針や投資商品など)を決めるために、始める前に投資目的・投資期間・必要金額について明確にしておくことが重要となります。投資初心者は税制優遇の制度がある株式や投資信託、元本割れがない個人向け国債などへの投資を少額から始めることがおすすめです。

ライター:中田 真
顔写真:ライター:中田 真

プロフィール:
中田FP事務所 代表/CFP®認定者/終活アドバイザー/NPO法人ら・し・さ 正会員/株式会社ユーキャン ファイナンシャルプランナー(FP)講座 講師/元システムエンジニア・プログラマー
給与明細は「手取り額しか見ない」普通のサラリーマンだったが、お金の知識のなさに漠然とした不安を感じたことから、CFP®資格を取得。
現在、終活・介護・高齢期の生活資金の準備や使い方のテーマを中心に、個別相談、セミナー講師、執筆などで活動中。

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