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【初心者必見】株式を購入するためにはいくら必要か

執筆者:中田 真

2021年4月2日

株式への投資に興味はあるものの、「株式を購入するためにはいくら必要なのか」「購入する株式の選び方が分からない」など、疑問や不安をお持ちの方も少なくないでしょう。今回は、株式を購入するために必要な金額やルール、株式の選び方などについて解説します。

目次

株はいくらから購入できるか?

株式が売買される証券取引所では、上場会社が定款で定めた「単元」という単位で株式の取引が行われます。2018年10月から上場企業における株式の最低売買単位(単元株式数)は100株に統一されました。

原則として、1単元が100株(最低売買単位が100株)である銘柄の株を、1単元未満の株数(1~99株)で売買はできませんが、証券会社によっては1単元に満たない株数(単元未満株)を売買できます。ただし単元未満株での取引の場合、1単元に満たない株数を売買できる(株式投資を少額の資金で始められる)というメリットはありますが、株主優待が受けられない、株主総会での議決権の行使が認められないなどのデメリットもあります。

指値注文と成行注文

株を買う(売る)ための注文方法には、指値注文(さしねちゅうもん)と成行注文(なりゆきちゅうもん)の2種類があります。2つの大きな違いは、売買価格を指定するか否かということです。

【指値注文】
指値注文は、買う(売る)値段を自分で指定して注文する方法です。買い注文であれば指値(自分で指定した株価)以下の株価、売り注文ならば指値以上の株価にならない限り注文成立にならないという特徴があります。

例えば「株価が300円のときに1,000株買う」という指値注文をしたとします。この場合、株価が300円以下にならなければ注文は成立しません。また、「株価が300円のときに1,000株売る」という指値注文では、株価が300円以上にならないと注文は成立しません。

指値注文は、自分で指定した値段(株価)で買ったり売ったりできるというメリットがありますが、自分で指定した値段(株価)にならないと売買注文が成立しないため売買のチャンスを逃してしまうというデメリットもあります。

【成行注文】
成行注文は、買う(売る)値段を指定しないで注文する方法です。買い(売り)の成行注文をしたときに出ている最も低い価格の売り注文(最も高い価格の買い注文)に対し、即座に注文が成立するという特徴があります。

例えば、買いの成行注文をしたときの株価が300円であっても、そのときに出ている最も低い売りの注文が310円であれば、買いの成行注文は310円で成立することになります。一方、売りの成行注文をしたときの株価が300円であっても、そのときに出ている最も高い買いの注文が290円であれば、売りの成行注文は290円で成立することになります。

成行注文は、注文後すぐに売買が成立しやすいというメリットがあります。一方、想定していない金額で売買注文が成立してしまうリスクもあります。

株を購入する際の計算式

1単元が100株(最低売買単位が100株)である銘柄の株を購入するのに必要な最低投資金額は、株価(現在値)×1単元(100株)で計算できます。

例えば、株価(現在値)が2,000円で、1単元が100株(最低売買単位が100株)である株を購入するために必要な最低投資金額は、2,000円×100株=200,000円ということになります。

株の選び方(はじめ方)

どの株に投資すればよいのか分からないという方も多いと思いますが、まずは株に投資する目的を明確にし、自分に合った株式投資スタイル(株の選び方)を考えましょう。以下に例を挙げます。

1、身近な会社から選ぶ
自分にとって身近な会社の株から選びます。例えば、いつも購入している製品を製造している会社、利用しているお店やサービスを展開する会社などです。自分がいつも選んでいる商品やサービスですので安心感や親近感があるだけではなく、その会社の情報を得る機会も多いはずです。

2、配当から会社を選ぶ
株価に対する配当金の割合(配当利回り)が高い会社の株から選びます。配当を出す会社の場合、株主は保有する株数に応じて会社の利益の一部を配当金として受け取ることができます。ただし、その会社の収益や財務状況が悪い場合などは配当金がゼロということもあるため、常に配当金を受け取れる保証はありません。

3、株主優待から会社を選ぶ
自分が好きな商品やサービスなどを株主優待として提供する会社の株から選びます。株主優待は、自社の株式を保有する株主に対して、自社の商品やサービス、商品券などを提供するものです。なお、株主優待を受けるためには、銘柄ごとに定めている権利確定日に株主として株主名簿に掲載されている(株主優待を受けることができる株数を保有する)必要があります。

4、株価や業績から会社を選ぶ
株価(現在値)が安いかどうかを判断するのは非常に難しいもの。しかし、株価が割安なときに購入し、高いときに売却するなど、株価の割安・割高を判断する代表的な指標から判断する方法があります。

  • PER(株価収益率)

現在の株価が1株当たりの当期純利益の何倍になっているかがわかる指標で、一般的に倍率が低いほど株価は割安と判断されます。

  • PBR(株価純資産倍率)

現在の株価が1株当たりの純資産の何倍になっているかがわかる指標で、一般的に数値が低ければ低いほど株価は資産価値に比べて割安と判断されます。

ただし、これらの指標は絶対的な基準ではありませんので、さまざまな指標や業績、情報などから総合的に判断するとよいでしょう。

株を購入する際に注意しておきたいこと

株を購入する際の主な注意点は、以下のとおりです。

1、元本は保証されない
株式投資では元本が保証されません。最悪の場合、投資資金をすべて失う可能性もあります。特に、株式投資初心者の方は最初からリスクを取る株式投資スタイルではなく、余裕資金の中から少額で株式投資をスタートすることをおすすめします。

2、株式投資でも分散投資
すべての株式投資資金を1つの会社や1つの業種に集中すると、業績不振や不祥事、景気動向などが原因で株価が大きく下落し、大きな損失を出してしまうリスクがあります。複数の会社や業種に分散投資することで、このリスクを下げることができます。

3、売買手数料に注意
株の売買の際に証券会社に支払う手数料が発生しますが、その金額は証券会社によって異なります。一般的に、取引が成立した金額に応じて取引ごとに手数料が発生します。繰り返し売買を行う場合は、手数料で利益がなくならないよう注意が必要です。

知っておきたい、初心者におすすめの購入方法

株式投資初心者の方におすすめの売買・運用方法をご紹介します。

1、順張り
株価が上昇する流れに合わせて買い、株価が下降する流れに合わせて売りをする手法です。株式投資初心者でも売買の判断がしやすい方法です。

2、中長期で運用する
中長期で運用する最大のメリットは、インカムゲインが得られることです。インカムゲインとは株を保有することで得られる配当金や株主優待などの利益のこと。株を保有し続けている間、配当金や株主優待などを受け取れます。また、毎日の値動きに神経質になる必要がないことや、運用中は基本的に売買を行わないため手数料がほとんどかからないこともメリットです。ただし、株価の下降や配当金が支払われなくなるなどのリスクも考慮に入れて、保有期間を検討する必要があります。

まとめ

プロでも確実に利益を出すことは難しい株式投資。初心者の方は株に投資する目的や自分に合った株式投資スタイルを決定して、余裕資金の中から少額でスタートしてみるとよいでしょう。

ライター:中田 真
顔写真:ライター:中田 真

プロフィール:
中田FP事務所 代表/CFP®認定者/終活アドバイザー/NPO法人ら・し・さ 正会員/株式会社ユーキャン ファイナンシャルプランナー(FP)講座 講師/元システムエンジニア・プログラマー
給与明細は「手取り額しか見ない」普通のサラリーマンだったが、お金の知識のなさに漠然とした不安を感じたことから、CFP®資格を取得。
現在、終活・介護・高齢期の生活資金の準備や使い方のテーマを中心に、個別相談、セミナー講師、執筆などで活動中。

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