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ファンド探しでやってはいけないこととは?

執筆者:石川英彦(金融デザイン株式会社 代表取締役)

2020年9月3日

相場の読みはプロにまかせる

投資信託は投資を運用のプロにまかせる金融商品です。株式や債券だけではなく、不動産へも投資できます。また、国内だけでなく海外の株式や債券、不動産へも投資できます。金額が大きく難しい投資を、少額からプロにまかせることができるのが投資信託の最大の魅力です。

プロが相場を見ながら投資をしてくれるのが投資信託です。ですから、投資家である皆さんが必要以上に相場を気にする必要はありません。そもそも短期で売り買いするための商品ではないので、ファンドを探す際に過度に相場を気にしては本末転倒です。

<投資信託の仕組み>

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ただし、投資先の「国」は少し気にしておいた方がよいかもしれません。先進国の株式や債券へ投資するファンドの場合、値動きがあっても成熟した経済環境の国であるため運用のプロにまかせておけばうまく運用してもらえることが期待できます。

一方、新興国は成長という楽しみがありますが、国の信用が急落することも考えられます。そのような市場では運用のプロでも成果を出すことが難しくなる可能性があるため、投資先の国については自身でもきちんと検討すべきでしょう。

できたてファンドは買わない

プロに運用をまかせるのが投資信託の仕組みですから、ファンド探しのポイントは「運用成績が良いファンドを探すこと」です。“運用成績が良い”というのは単にリターンが多かったということだけでなく、リスクやコストに見合った上手な運用ができているか、という意味です。
できたてのファンドは運用成績がまだ出ていないので、その実力が測れません。よって「買わない」方がよい場合が多いですが、例えば次のような場合であればできたてのファンドを買っても良いでしょう。

  • AIや5Gなど、今後展開が見込める分野や産業に関連する企業に投資をするといったテーマ型のファンドに興味がある場合
  • 運用を担当するファンドマネージャーが他のファンドの運用で過去に良い成績を残している場合

運用成績をチェックする目安の期間は3年以上です。できてから3年未満で運用成績が良かったとしても、たまたまその短期間の相場が良かっただけかもしれないからです。優秀なファンドは中長期でも良い成績を残す傾向にあることから、できれば5年以上の運用期間のあるファンドの運用成績をチェックするとよいでしょう。

auカブコム証券の画面では、投資信託の運用成績(パフォーマンス)は1年、3年、5年、10年と確認することが可能です。投資信託ファンド情報画面の「ファンド情報」をクリックし「パフォーマンス」という欄でご確認いただけます。

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石川英彦
顔写真:石川英彦