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令和の夏休み、お金のお悩み解決策

執筆者:冨士野喜子(ファイナンシャルプランナー)

2019年8月8日

プール、お盆帰省、夏祭り……子どもにとってはうれしい夏休み。しかし親にとっての夏休みは「子どもの宿題を見ないといけない」「食事作りが大変」など……頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。また出費がかさみがちになるのも、避けたいことのひとつかもしれません。そんな夏休み中のお金の悩みを解決し、親にとっても子どもにとっても満足できる夏休みの過ごし方について解説します。

夏休みに発生する「お金の悩み」

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』が行った夏休みアンケートによると、夏休み期間中は通常よりもストレスを感じる親が多いようです。

「夏休みの間、通常よりもストレスの度合いはどれくらい強まりますか」の質問に「大変強い」「強い」「やや強い」と答えたのは、幼稚園児のいるフルタイム勤務世帯では63%(44%)、パートタイム勤務世帯では67%(72%)、専業主婦(夫)世帯では66%(63%)との結果になっています。
[(  )内は、子どもが小学1~3年生の学童なし世帯]

子どもの年齢や世帯の勤務状況によって、ストレス度合いは異なり、ストレスを感じる項目も変わってきます。例えば、未就学児の子どもがいる世帯は、「普段よりお金がかかること」「お昼ご飯を用意すること」「子どもがずっと家にいること」がトップ3となっており、子どもが小学生になると宿題や自由研究などの学習サポートが悩みの種として加わる傾向です。

夏休みは家で過ごす時間が増えるため、食費や光熱費などの基本生活費がかさむだけでなく、子どもが飽きないように外へ出かける回数が増えてレジャー費も気になるところでしょう。

株式会社バンダイが2017年6月に行った「小学生の夏休みに関する意識調査」によると、夏休みに最も楽しみにしていることにかける平均費用は、一世帯当たり平均7万5,583円(宿泊を伴わない場合の平均は1万1,600円)でした。
その他、おもちゃや学習用品の購入、帰省費、習い事費の増加などもあるかもしれません。夏休みには「お金の悩み」を軽減させる工夫もしていきたいですね。

お金だけじゃない!夏休みのママは、ストレスいっぱい!?

食事の準備や子どもの相手、学習サポートと、いつもとは違ったストレスが発生しがちな夏休み。子どもをもつ親が夏休みのストレスを減らすには、どうしたらよいでしょうか。手っ取り早く解消するには「お金」というのも方法のひとつですよね。

例えば、食事の準備が大変なら「外食」という方法があります。また、夏休みの自由研究に使える工作キットやおもちゃの購入で、子どものモチベーションをあげ、手間を省くことも対策のひとつです。便利グッズの購入は親の夏休みストレスの解消に役立ちそうですが、レジャー費なども増える時期ですから、できればお金を使わず夏休みを楽しく過ごす方法を考えていきたいですよね。

お財布に優しい夏休みの過ごし方

夏休みのお金の悩みを解決するポイントはすぐに工夫できる「食費」と「レジャー費」です。まずは食費についてですが、昼食を「お弁当」にしてみてはいかがでしょうか。朝食と一緒に作れば、食事を作る回数が減り、洗い物も少なくなります。小さな子どもだと、ピクニック気分で楽しさも味わえるので喜ばれるかもしれません。

子どもが小学生なら一緒に作ってみるのも良いですね。食事作りが楽しくなると外食の回数が減るのではないでしょうか。また夏は食品が傷みやすいので、冷凍保存の活用がおすすめです。食品ロスの軽減になり、食費の節約にもつながります。にんじんやピーマンなどの食材は、生のまま保存することが可能です。一方、ほうれん草やじゃがいもなどは下処理をしてから保存をしましょう。

次に「レジャー費」についてです。レジャー費は、宿題と一緒に考えると一石二鳥です。夏休みだと公民館などの公共施設でのイベントが増えます。安価で楽しめるだけでなく、夏休みの自由研究に役立つ内容も多いので活用してみてはいかがでしょうか。

また夏休み限定で工場見学や企業見学などを行っているところもあります。定員がいっぱいになってしまうこともあるので、早めに調べて申し込みしましょう。キャンプやマリンスポーツなど、夏しかできないレジャーもありますね。自宅にスペースがあれば、庭にテントを張ったりプールを出したりして「行ったつもりレジャー」を楽しむこともできるでしょう。

お金や時間の使い方を工夫して「お財布に優しい」夏の思い出を作りませんか。