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40歳からのお金のやりくり、貯蓄のコツ。

執筆者:三原由紀(ファイナンシャルプランナー)

2018年3月9日

人生の3大支出は、「住宅購入費」「子どもの教育費」「老後の生活費」といわれています。40代は住宅ローンや子どもの教育費など、なにかと出費が重なる時期です。また50代は、老後資金の最後の貯めどきといわれており、とても大切な時期といえるでしょう。

そこで今回は、40歳からはじめられる貯蓄のコツを紹介します。

まずは老後の収入を確認しておこう

総務省統計局の平成29年家計調査報告(家計収支編)によると、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯における1ヶ月あたりの実収入は約20.9万円です。その約9割を社会保障給付が占めています。

そうなると、老後に受け取れる年金を早めに把握しておくことは重要です。実際に受け取る金額は人それぞれ異なるため、足りない生活費は、今のうちに自分で蓄えておく必要があるからです。

まだ受取見込額を把握できていないという方は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で確認しておきましょう。

お金の貯め方・使い方5つのコツ

働き盛りの今だからこそ、お金との付き合い方を見直してみましょう。お金の貯め方・使い方のコツとして、次の5つの具体例をご紹介します。

1)長く働いて収入を増やす

収入を増やす方法として最初に考えられるのが「できるだけ長く働く」ことです。年金の受給開始年齢が原則65歳となり、生涯現役社会といわれる今、多くの企業が高年齢者の雇用安定に力を入れています。60歳以降の働き方は、今のうちから考えておきたいものです。

2)先取り貯蓄をする

貯蓄の基本中の基本ですが、給料が振り込まれたらまず貯蓄をするという「先取り貯蓄」は、有効なお金との付き合い方です。余ったお金を貯蓄するのではなく、先に確保することで確実に貯蓄できます。

3)お金の出入りを見える化する

クレジットカードや電子マネーなどは便利でいまや手放せない存在ですが、現金をやりとりすることがなく使った実感が薄いため、ついつい使いすぎてしまう人もいるようです。

ウェブ上の利用明細をこまめに確認する、もしくはカード専用の引き落とし口座を決めて、必要金額だけ入金するなど、見えないお金を「見える化する」ルールを決めて、上手に支出をコントロールするといいでしょう。

4)お金の使い方を工夫する

趣味や生活を切り詰める節約は長く続きません。それよりも、お金の使い方を工夫するのがおすすめです。家族が多いのでどうしても食費がかさんでしまうという人は、「ふるさと納税」もお金を賢く使う方法のひとつです。

ふるさと納税とは、応援したい自治体へ寄付をする制度です。手続きをすることで所得税や住民税の還付・控除が受けられ、返礼品として地域の名産品などを受け取ることができます。中には、お米などの食品を定期配送するものもあるので、節税しながら食費を節約することも可能です。

ただし、家族構成や年齢によって控除される金額は異なるため、ふるさと納税のホームページで控除上限額を確認するようにしましょう。

5)住宅ローンは家計全体のバランスを見て繰り上げ返済を考える

住宅ローンは毎月必ず出ていく固定費ですから、少しでも負担を軽くしたいものです。ここ数年は低金利水準が続いているため、借り換えに伴う諸費用を考慮しても、総返済額が圧縮できる可能性があります。インターネット上で簡単にシミュレーションを行うこともできるので、まずは調べてみるのもいいでしょう。

まとめ

これからの生活を豊かに過ごすためには、まず自分が将来受け取れる年金額を把握しておくこと、そして、今のお金の使い方を見直し、賢くお金を貯めることが大切です。今回ご紹介した5つの具体例を参考に、上手にお金と付き合っていきたいものです。