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1日4回のチャンスを狙う!為替が動きやすい時間帯とは

執筆者:頼藤太希(マネーコンサルタント byマネーゴーランド)

2017年6月8日

外貨預金取引やFXにおいて、当然重要となるのは為替です。
どちらも場所と時間を選ばず取引できることが特徴ですが、利益を狙うためには市場の取引が活発になり為替が動く時間帯を狙う必要があります。

狙うチャンスは1日4回。時間帯ごとに特徴があるので、一緒に見ていきましょう。

為替が動く時間帯①:日本時間の午前8時~9時

経済・マーケットが活発に動き出すのが午前8時頃。
ウェリントン市場(ニュージーランド)、シドニー市場(オーストラリア)、東京市場と順に開いていきます。
特に、月曜日は要注意。週末に起きた「国際会議などの経済イベント」「中央銀行総裁や政治家などの主要人物の発言」「経済状況」「事件・事故」の影響結果が集約されて為替に反映されます。
大きなニュースがあった場合、早朝6時の時間帯に、機関投資家の取引が始まるため、値動きがありますのでこちらも注目しましょう。

為替が動く時間帯②:日本時間の午前10時半~11時半

何かと注目されている中国の上海市場。この上海市場が動きだす時間帯が午前10時半頃。
中国はGDPが世界第2位の経済大国であり、株価だけでなく為替にも大きな影響を及ぼします。

為替が動く時間帯③:日本時間の午後4時

ヨーロッパ市場・ロンドン市場が活発に動きだす時間帯が、午後4時頃。アジア勢に、欧州勢の参加者が加わることで取引が活発となり、為替が変動します。ヨーロッパ各国の経済指標発表も順々と行われていく時間帯ですが、GDP世界第4位のドイツ経済には要注目です。

為替が動く時間帯④ 日本時間の午後9時半~11時

ニューヨーク市場が開き参加者が一気に増加。
24時間の中で、為替が最も動く時間帯が午後9時半から11時頃です。
いわば、”プレミアタイム”の突入です。
このプレミアタイムは、仕事から帰ってきたり、家事がひと段落したりと、ゆっくりできる時間帯でもあります。
どうしても忙しい方は、この時間帯だけに限定して取引を行うことにしても良いでしょう。
午後9時半頃から重要な経済指標が順次発表されます。
特に重要なのは、基本的に毎月第一金曜日に発表される雇用統計です。
この日は、投資家達の中では、「お祭り」と言われるほどです。

以上のように、為替は時間帯ごとに動きが出るポイントがありますので、その値動きを把握しながら戦略を立てていくことが大切です。

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