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種類、特徴、選び方……電子マネーの「基本」を知ろう

執筆者:倉田千穂(フリーライター)

2017年4月27日

電子マネーとは、現金の代わりに買い物などの決済に使える電子通貨のこと。一般には、ICカードや携帯電話にチャージ(入金)したのち、専用端末にかざして利用する「ICカード型電子マネー」が広く普及しています。ここでは、電子マネーの種類や特徴、選び方などをまとめてご紹介します。

電子マネーって何?

電子マネーの一番の魅力は、小銭いらずでお買い物ができることです。「現金を持たない」という点ではクレジットカードと同じですが、その違いは即時決済できるか否か。クレジットカードは、1ヶ月の利用料金を後日まとめて請求されますが、電子マネーは即時決済が可能です。また、店頭での支払い時にカードや携帯をかざすだけでスピーディーに決済できるのはメリットでしょう。

電子マネーの一種と誤解されがちな仮装通貨との大きな違いは、発行元による価値の保証があるかどうか。仮装通貨には発行元(国や企業など)が存在せず、利用者による信頼で成り立っています。保有した仮装通貨は、商品などの購入に利用できるのはもちろん、他者への譲渡が可能です。

主な電子マネーの種類

交通系電子マネー
交通機関が発行している電子マネーで、主に交通機関で利用できます。駅構内のショップや自動販売機などで買い物するときにも使えます。交通系電子マネーを利用すれば、乗車料金がお得になる、買い物時にポイントがたまるなどのメリットがあります。
流通系電子マネー
スーパーやコンビニなどの流通系企業が発行している電子マネーで、発行元のグループ店舗などでの買い物に使えます。買い物額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントは買い物時の決済に利用できたり、商品券と交換できたりします。ポイント●倍デーなどのキャンペーン時に利用すれば、ポイントを貯めやすくなるのもメリットです。
共通ポイント貯蓄型電子マネー
提携先店舗などでカードを提示すると、金額に応じてポイントが貯まります。貯まったポイントは電子マネーとして、買い物やサービス利用時の決済に使えます。提携先企業が多いほどポイントも貯めやすくなるため、利用者にとってはメリットが大きいのも特徴。実店舗だけでなく、利用サイトでカード情報を登録すればオンライン上でも利用できます。

電子マネーの特徴

チャージとオートチャージ
チャージには、利用前に現金でチャージする方法や、クレジットカードや銀行口座からチャージする方法があります。クレジットカードや銀行口座からのチャージでは、残高の設定金額が下回ると自動で設定金額をチャージできる「オートチャージ(自動入金)」も利用可能。オートチャージは、残高が減るたびにチャージをする手間が省けるので便利です。
  • オートチャージを利用できない電子マネーもあります。ご利用前にご確認ください。
プリペイド式とポストペイ式
電子マネーには、プリペイド式とポストペイ式があります。プリペイド式はチャージしてから利用する先払い型の電子マネー、ポストペイ式はチャージ不要で利用後に請求される後払い型の電子マネーで、クレジットカード一体型のものや、携帯電話に機能が備わっているもの、アプリを利用するものなどがあります。
紛失や盗難に遭った場合、ポストペイ式はクレジットカードと同様の保険対象となるため、保険の範囲内で補償を受けられます。一方、プリペイド式は一部補償される場合もありますが、原則は自己責任となるため注意が必要です。

電子マネーの選び方

まずは、通勤・通学に利用する交通機関、契約中の携帯電話、生活圏内でよく利用するお店やサービスなど、自身のライフスタイルに紐づく電子マネーを選びましょう。利用可能な店舗数やラインナップ、ポイント交換先(提携先)を比較して選ぶのもよいでしょう。複数の電子マネーを利用している場合も、提携先によってはポイントを交換してまとめることも可能です。また、オンライン上での決済が多い場合は、ネットショッピングにも実店舗にも使える電子マネーを選択してみてはいかがでしょう。

まとめ

電子マネーは、交通系ならこれ、買い物系ならこれと、利用シーンごとにメインで使うものを決めておくと、ポイントが貯めやすくなります。ICカードやスマホアプリなど複数のチャネルで使えるものやクレジットカード一体型のものなど、汎用性の高い電子マネーを選べば、より快適に電子マネーを利用できるでしょう。