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お金の裏技?!出産・育児・住まいに関するもらえるお金・もどってくるお金

執筆者:大西洋平(フリーライター)

2017年2月9日

世の中には知らないだけで大きく損をしてしまうようなことがたくさんあります。特に、役所などに申請すればもらえるお金・もどってくるお金はさまざまな種類があるようです。ちょうど女性二人がそのような会話をしているようなので、少しお邪魔してみましょう。

最近、子どもを出産したばかりの未知子(ミチコ)さんと知得(チエ)さん。やはり、出産や子育てにもお金の話が深く関わってくるようで、2人はこんな会話を……。

出産に関わる費用からオムツ代まで

ミチコ:子どもを産むまで知らなかったわ。出産費用を、定期預金を解約して工面しなきゃと思っていたんだけど、健康保険から出るのね。ビックリしちゃった。

チエ:出産育児一時金制度のことね。加入している健保組合(協会)に申請すれば、子ども1人当たり42万円もらえるのは助かるわよね。ちなみに、国民健康保険加入者の場合は最寄りの市町村に申請する必要があるんだって。

ミチコ:ただ、私は帝王切開だったから、入院が長引いて結局はいくらか支払いが発生したわ。

チエ:あらら、私みたいに港区民だったら、出産育児一時金との合計で最大60万円まで出産費用の助成を受けられたのに……。

ミチコ:へぇ~、住む場所によって全然違うのね。ただ、出産にかかるお金もさることながら、生まれてからの出費も想像していた以上よね。オムツなんて、買っても買ってもすぐなくなっちゃう。

チエ:千葉県の旭市に住んでいたら、0~1歳児1人当たり月額3,000円の乳幼児紙オムツ購入券を進呈してもらえるんだって。他にも茨城県常陸太田市とか、あちこちの市町村が同じような制度を設けているみたいよ。

  • 出産育児一時金・・・加入健保組合(協会)への申請で子ども1人当たり42万円支給。国民健康保険加入者は市区町村へ申請。
  • 出産費用助成金・・・港区民の場合、帝王切開などの入院費を出産育児一時金との合計で最大60万円支給。
  • 乳幼児紙おむつ購入券・・・千葉県旭市、茨城県常陸太田市や他市町村の場合、0~1歳児1人当たり月額3,000円の乳幼児紙オムツ購入券を進呈。
  • 給付条件等の詳細は、厚生労働省および各自治体のホームページを参照下さい。

育児休業給付金も申請も忘れずに!

ミチコ:育児休業中はお給料が減っちゃうし、保育園もすぐ入れるかわからないから、出費は極力抑えたいわよね。

チエ:ミチコは、きちんと育児休業給付金を申請している?子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで、実際に育休を取った日数分の給付金(育児を始めた時点の日額賃金×50~67%×日数)をもらえるのよ。まだなら、勤務先かハローワークで申し込んだらどう?

ミチコ:そうなのっ?!知らなかったわ。早速確認してみる!そして、保育園に通い始めてからのことを考えても、頭が痛くなっちゃうのよね。認可保育園じゃないと保育費もかなりかかっちゃうし、近くじゃないと自転車も買わなきゃ。

チエ:ミチコは世田谷区に住んでいるから、認可外保育施設利用者への補助金という制度を利用できるかもね。所得制限はあるけど、月額5,000円~4万円の補助金をもらえるの。あと、兵庫県赤穂市なら、申請すれば幼児2人同乗用自転車購入費の一部助成も受けられるんだって。茨城県土浦市や神奈川県厚木市とか、他にもいくつかの市町村が同じような制度を実施しているそうよ。

  • 育児休業給付金・・・勤務先かハローワークなどへの申請で、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで、実際に育休を取った日数分の給付金(育児を始めた時点の日額賃金×50~67%×日数)を支給。
  • 認可外保育施設利用補助金・・・世田谷区民の場合、月額5,000~4万円の補助金を支給。(所得制限あり)
  • 幼児2人同乗用自転車購入費一部助成・・・兵庫県赤穂市、茨城県土浦市や神奈川県厚木市などの場合、申請で購入費用の一部助成金を支給。
  • 給付条件等の詳細は、ハローワークおよび各自治体のホームページを参照下さい。

住まいに関わる税制優遇や補助制度も

ミチコ:子どもも生まれたことだし、そろそろマイホームのことも前向きに考えようかなって思っているの。

チエ:それなら、住宅ローン減税をしっかり適用してもらわなきゃ損よ。まだ返済期間が10年以上になるローンなら、その残高かマイホーム購入価格(取得単価)のうち、どちらか少ないほうの金額の1%相当を10年間にわたって課税所得から差し引いてもらえるから。確定申告は必要だけど……。

ミチコ:その分だけ節税できるってことね。そうなら、手間がかかっても絶対に確定申告しなきゃ!

チエ:それから、すまい給付金も見逃しちゃダメよ!前回の消費税率引き上げに伴って導入された制度で、現在は収入の目安が年間510万円以下の人を対象に最大30万円、消費税が10%に引き上げられた後は収入の目安が年間775万円以下の人を対象に最大50万円を給付してもらえるんだから。

ミチコ:えーっ、そんな制度があったんだ!その分で家具とかも新調できるわね。

チエ:う~ん……まあ、そうね(少しは蓄えることも考えたほうがいいと思うけれど……)。そうそう、しばらく賃貸物件暮らしを続ける場合にもお得な制度があるわよ。住宅供給公社の特定優良賃貸住宅(特優賃)っていう制度で、世帯収入とかいくつか条件を満たせば、10~20年間家賃補助を受けられるの。

ミチコ:早速自分の家が該当するかどうか確かめてみるわ。あっ、そうだ。それはそうと……。

  • 住宅ローン減税・・・返済期間が10年以上になるローンの場合、その残高かマイホーム購入価格(取得単価)のうち、どちらか少ないほうの金額の1%相当を10年間にわたって課税所得から差し引き可能。(確定申告必要)
  • すまい給付金・・・収入の目安が年間510万円以下の人を対象に最大30万円、消費税が10%に引き上げられた後は収入の目安が年間775万円以下の人を対象に最大50万円を給付。
  • 特定優良賃貸住宅(特優賃)制度・・・指定の住宅の場合、世帯収入などいくつかの条件を満たせば、10~20年間家賃補助あり。
  • 給付条件等の詳細は、財務省、国土交通省、各住宅供給公社のホームページを参照下さい。

彼女たちのお喋りはまだまだ続きそうですが、いかがでしたでしょうか。出産や育児、住宅などにとどまらず、他にもさまざまな公的補助制度や税制上の優遇が設けられています。お住まいの市区町村の窓口やインターネットで問い合わせをしてみるとよいでしょう。