- 上昇トレンドの時、価格は「SAR」の上で推移していますので、買い建玉を継続します。
- 価格が下にある「SAR」と交差して下抜けた時、売りシグナルとなります。(買い建玉を決済する、または新たに売り建玉を持つサイン)
パラボリック
パラボリックは価格の値動きがその勢い(上昇する強さ、下落する強さ)を次第に弱くしてやがて「転換点」を迎える、という点に注目して考案されました。
マーケットの状況が変わる「転換点」を設定しておき、上昇トレンドの時には買い建玉を保有し続け、「転換点」で買い建玉を決済(もしくは売り建玉を保有)するテクニカル分析指標です。
「転換点」のことを「SAR」(ストップ&リバース)と呼び、それをつないだ形状が放物線状なので、パラボリック(放物線)と呼ばれます。
パラボリックの使い方
上昇トレンドの場合
下落トレンドの場合
- 下落トレンドの時、価格は「SAR」の下で推移していますので、売り建玉を継続します。
- 価格が上にある「SAR」と交差して上抜けた時、買いシグナルとなります。(売り建玉を決済する、または新たに買い建玉を持つサイン)
- ※トレンド相場には強い指標ですが、ほとんど上昇や下落の動きがない相場では売買シグナルが頻発し、使いづらくなる場合があるため注意が必要です。
CHECK! 「SAR(ストップ&リバース) 」
- ストップ(止める):買い建玉または売り建玉を決済すること
- リバース(反対):建玉を反対にすること。「買い建玉」から「売り建玉」に、「売り建玉」から「買い建玉」に転換することです。
つまり、パラボリックは、流れに乗った後に「転換点」の「SAR」で、ストップ&リバースするテクニカル分析指標になります。
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