小学生の親、約8割が自身の金融知識不足を自覚
今後、家庭で金融教育を行いたい人は約7割
夏休みにさせたいことはレジャーが人気!4人に1人は「金融教育」と回答!
子どもの夏休み、親の悩み1位「宿題・勉強」2位「自由研究」

~「金融教育を任せたいタレント」1位:カズレーザー 2位:芦田愛菜 3位:北川景子~

2022年7月14日

auじぶん銀行株式会社

auじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:臼井 朋貴、以下 auじぶん銀行)は、小学生の子どもを持つ30代~50代の男女を対象に「子どもの夏休みと金融教育に関する調査」を実施しました。
成人年齢の引き下げとともに、2022年4月から高校で義務化され、注目度の高まっている金融教育。そこで今回の調査では、小学生の子を持つ親に自身の金融知識や、子どもへの金融教育の実態を探りました。また、今年の夏休みに子どもにさせたいことや予算、親目線の悩みなどを調査しました。
これらの調査の結果、約8割の親が自身の金融に関する知識不足を感じていることが判明。子どもの頃に金融教育を「受けたかった」と約7割の人が回答しました。夏休みの悩み1位には「子どもの宿題・勉強の管理」、2位には「自由研究の管理」がランクイン。夏休みに子どもにさせたいことは「動物園や水族館で動物と触れ合う」「遊園地やプールなど遊べるスポットに行く」が上位となり、今年の夏休みこそは、子どもに楽しんでもらいたいという親心がうかがえる結果となりました。

調査結果 トピックス

1.親の金融知識

自身の金融に関する知識不足を感じている人は約8割、金融知識をつけるために行動している人は約4割!
約7割の親が子どもの頃、金融教育を受けたかったと回答!

2.家庭内での子どもへの金融教育

8割以上が家庭で金融教育を行ったことがないことが判明!
一方、家庭で金融教育を行いたい人は約7割で、学んでほしいこととして「お金の価値・大切さ」が上位に

3.2022年の夏休み事情
  • 子どもの夏休みは親も大変!親の悩み1位「宿題・勉強の管理」2位「自由研究の管理」
    子どもにさせたいこと「動物園や水族館で動物と触れ合う」「遊園地やプールなど遊べるスポットに行く」
  • 今年の夏休みに子どもの体験・取り組みに使う予算は「1万円以上~5万円未満」が最多!
    2021年と比較し、3人に1人の家庭で夏休みに使う予算は「増える」ことが判明
4.金融教育を任せたいタレント

1位:カズレーザー 2位:芦田愛菜 3位:北川景子

■調査概要

・調査テーマ 子どもの夏休みと金融教育に関する調査
・調査方法 ウェブアンケート調査
・調査対象者 小学生の子どもを持つ30代~50代男女500名
・調査実施日 2022年5月23日(月)~2022年5月27日(金)
・調査主体 auじぶん銀行株式会社
・調査機関 株式会社ネオマーケティング

1.親の金融知識

自身の金融に関する知識不足を感じている人は約8割、
金融知識をつけるために行動している人は約4割!

図

【図1】

家庭での金融教育事情を調査すべく、まず小学生の子どもを持つ親の金融教育に関する知識の実態を調査しました。自身について金融に関する知識が不足していると感じている人は、「とても感じる(33.0%)」「まあ感じる(46.8%)」を合わせて、約8割いることが分かりました。【図1】

【金融に関する知識不足を感じる瞬間エピソード】
  • きちんとした教育を受けたことがないため、何が正しいのかわからない(42歳男性・福岡県)
  • 昨今の経済状況で何が問題なのかが分からない(31歳女性・京都府)
  • NISAやiDeCoなどの本を読むが、よく理解できません(44歳女性・山口県)
  • 複数の金融商品を比べていて、どれが自分に合っているのか判断に迷うとき(55歳男性・福岡県)
  • 株など興味はあるが、わからないので始められない(37歳女性・神奈川県)
図

【図2】

図

【図3】

金融に関する知識不足を自覚している人が多いことが分かったところで、その知識を身に付けるために、何かしていること(したこと)はあるか質問しました。結果、約4割の人は何かしら行動を起こしていることが分かりました。「書籍や参考書などを読む(20.4%)」、「YouTubeなど金融関連の動画を見る(19.0%)」、「経済番組を見る(18.8%)」などに多くの回答が集まりました。一方「何もしていない(したことがない)(55.8%)」人は半数以上で、知識不足は感じつつも行動を起こせていない人が多いようです。【図2】大人になってから自ら金融知識を身につけるために行動することはハードルが高いと感じている人も多いと考えられます。

約7割の親が子どもの頃、金融教育を受けたかったと回答!

続いて、子どもの頃を振り返って、金融教育を受けたかったと思うか質問しました。結果、「そう思う(32.2%)」、「どちらかというとそう思う(37.2%)」を合わせて約7割の人が、子どもの頃に金融教育を受けたかったと回答しました。【図3】

2.家庭内での子どもへの金融教育

8割以上が家庭で金融教育を行ったことがないことが判明!
一方、家庭で金融教育を行いたい人は約7割で、
学んでほしいこととして「お金の価値・大切さ」が上位に

小学生の子どもを持つ親に、家庭内で子どもに金融教育を行っているか聞いたところ、「現在行っている(13.2%)」と回答した人はわずか1割程度で、「行ったことがない(80.4%)」人が大多数を占める結果となりました。【図4】
家庭で金融教育を行ったことがない人に、その理由をうかがったところ、「自分自身も理解できていないから(66.2%)」に最も多くの回答が集まりました。【図5】

図

【図4】

図

【図5】

これらを踏まえ、今後、ご家庭で自身の子どもに金融教育を行いたいか質問しました。結果、「行いたい(27.6%)」「どちらかというと行いたい(42.0%)」を合わせて約7割の人が、家庭で自身の子どもに金融教育を行いたいと回答。【図6】親自身が子どもの頃を振り返って金融教育を受けたかったと感じているように、自身の子どもには早いうちから金融に関する知識をつけてほしいと願う親が多いことがうかがえます。
次に、子どもに金融教育で学んでほしいことを聞いたところ、「お金の価値・大切さ(82.4%)」、「お金の使い方(63.0%)」に多数の票が集まり、まず、基礎的な知識をつけてほしいと考えている人が多いことが分かりました。「お金を貯める方法(48.2%)」、「お金の流れ・経済の仕組み(45.8%)」にも半数近くの人が回答しました。【図7】

図

【図6】

図

【図7】

3.2022年の夏休み事情

子どもの夏休みは親も大変!?親の悩み1位「宿題・勉強の管理」2位「自由研究の管理」
子どもにさせたいこと「動物園や水族館で動物と触れ合う」
「遊園地やプールなど遊べるスポットに行く」

次に夏休みの予定や事情について調査。子どもの夏休み中の日常生活において、親の悩みを聞いた結果、「子どもの宿題・勉強の管理(45.0%)」、「子どもの自由研究の管理(34.6%)」が上位にランクイン。宿題や自由研究は子どもだけでなく、親にとっても悩みの種だという方が多いことがうかがえます。次いで、「普段よりお金がかかる(32.8%)」、「子どもの生活管理(睡眠時間など)(29.2%)」、「子どもとどこへ出かけるか迷う(27.4%)」という結果になりました。普段より子どもと過ごす時間が増える分、どうしてもお金がかかってしまったり、何をするべきか悩んだりする親が多いようです。【図8】
学校や学習塾の勉強以外の取り組みとして子どもにさせたいことを聞いたところ「動物園や水族館などで動物と触れ合う(57.4%)」、「遊園地やプールなど遊べるスポットに行く(53.2%)」、「花火大会・お祭りなど夏ならではのイベントを楽しむ(49.4%)」という結果が続きました。家族でも一緒に遊べるレジャーを楽しみたいと考えている親が多いことがうかがえます。その他、4人1人は「お金について学ぶ(24.4%)」と回答。遊びつつも、時間のある夏休みに学びを得てほしいという親も一定数いるようです。【図9】

図

【図8】

図

【図9】

今年の夏休みに子どもの体験・取り組みに使う予算は「1万円以上~5万円未満」が最多!
2021年と比較し、3人に1人の家庭で夏休みに使う予算は「増える」ことが判明

夏休みは普段よりお金がかかることに悩む親が多いことも分かったので、その予算について調査。今年の夏休みに、子どもの取り組み・体験に使う予算は「1万円以上~5万円未満(35.2%)」に最も多くの回答が集まりました。【図10】今年は、感染対策に気を付けながらもお出かけをする人が多くなることも予想できます。昨年と比較して予算が増えるかどうか聞いたところ、3人に1人以上が「増える(35.6%)」と回答し、約半数の人は「変わらない(47.0%)」ことが明らかになりました。【図11】「増える」人の理由としては、「昨年の夏休みに経験できなかった夏ならではのイベントに参加させてあげたいから(40歳女性・東京都)」「昨年行けなかった国内旅行に行くため(43歳男性・奈良県)」といった、昨年できなかった外出を望む声が多く寄せられました。一方、「変わらない」予定の人からは、「予算を上げ下げはしない!無理のない範囲で使う(36歳女性・福岡県)」といった声が上がりました。

図

【図10】

図

【図11】

金融教育を任せたいタレントランキング

金融教育を任せたいタレント 1位:カズレーザー 2位:芦田愛菜 3位:北川景子

最後に、小学校生の子どもを持つ親が選ぶ、「金融教育を任せたいタレント」ついて回答してもらいました。1位はカズレーザーさん(22.2%)、2位は芦田愛菜さん(17.8%)、3位は北川景子さん(11.0%)という結果になりました。

【選んだ理由】

1位:カズレーザー(22.2%)
  • 知的芸人のイメージがあるし、子どもにわかるように笑いも交えて説明をしてくれそう。雰囲気が堅苦しくないので、難しい話だという印象を与えず、子どもが受け入れやすいと思う(47歳女性・岐阜県)
  • 子どもの興味を引きながら上手に教えてくれそう(44歳女性・千葉県)
  • 良いことも悪いこともきちんと教えてくれそう(42歳女性・東京都)
2位:芦田愛菜(17.8%)
  • 子どもと年齢が近く、勉強熱心で知的だから(46歳男性・千葉県)
  • 子どもと年齢が一番近いので、親近感がありそうだから。難しいことも分かりやすく、丁寧に話してくれそうだから(40歳女性・愛知県)
3位:北川景子(11.0%)
  • 綺麗で、頭が良さそうだし、子どももいるので上手に教えてくれそう(43歳女性・東京都)
  • しっかりとした考え方を持っていそうだから(42歳男性・大阪府)

【金融教育を任せたいタレント】※単一回答

1位

カズレーザー(22.2%)

2位

芦田愛菜(17.8%)

3位

北川景子(11.0%)

4位

ムロツヨシ(5.4%)

5位

阿部寛(3.8%)

6位

綾瀬はるか(3.4%)

7位

堺雅人、鈴木亮平(3.2%)

9位

田中みな実(3.0%)

10位

向井理(2.4%)

ファイナンシャル・プランナー 馬場愛梨さん コメント

今回の調査では、「お金の知識は大切」と考えているものの、実際にその知識を身に付けるために何か行動する親は少数派で、多くの人が子どもに教えることへのハードルの高さを感じていることが分かりました。
「どうやって学べばよいかわからない」「自分もわかっていないから子どもに教えられない」という方は、まず気軽に手に取りやすいものからチェックして、少しずつ知識を付けていきましょう。「勉強」と捉えると抵抗感を覚えやすいため、本やセミナーだけでなく、例えば動画コンテンツや音声配信など、気軽に学べるコンテンツに目を向けてみるのも1つの手です。
また、お子さまと一緒に、親子で楽しみながら学ぶのもよいでしょう。例えば、お金の使い方が学べる「ゲーム」や、経済の仕組みがわかる「アニメ」などで、無理なく楽しく少しずつチャレンジすることができます。
これから夏休みの時期を迎えます。子どもと向き合う時間が増えるこの機会に、親子でいっしょにお金について学ぶのはとても良い体験になると思います。夏のレジャーも計画しつつ、金融教育も検討してみてはいかがでしょうか。

auじぶん銀行 子ども向け金融教育 取り組み

  • auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし

「金融昔ばなし」は、子ども向け金融教育を目的に、子どもたちに馴染みのある昔ばなしに、金融の要素を盛り込んで作成したオリジナルストーリーです。個性あふれるキャラクターと一緒に、楽しく金融基礎を学ぶことができます。auじぶん銀行YouTubeチャンネルで公開しており、どなたでも無料でご覧いただけます。

  • キッザニア福岡 「銀行」パビリオン

auじぶん銀行は、2022年7月31日に開業予定のこどもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」に、「銀行」パビリオン*を出展。本パビリオンでは、銀行員として口座開設の業務とお客さま対応の業務を体験することができます。

  • * パビリオンは「福岡銀行」との共同出展となります。

auじぶん銀行 について

auじぶん銀行ロゴ

auフィナンシャルグループのauじぶん銀行は、『じぶんのいる場所が、行く場所が、ぜんぶ銀行になる。そういうスマホの自由さ、便利さを銀行にも。』という思いを込めて「銀行を連れて、生きていこう。」というブランドメッセージを掲げるとともに、生活の中心となったスマートフォンを通じてお客さまの日常生活における決済・金融サービスをより身近にする「スマートマネー構想」を推進しています。今後もスマートフォンを中心とした金融サービスを提供し、“お客さまに一番身近に感じてもらえる銀行”として、お客さまやパートナー企業さまとともに新しい体験価値を創造していきます。

特徴

  • 預金や外貨、ローンまで、すべてのサービスがスマホで完結。いつでもどこでもスムーズに。
  • KDDIと三菱UFJ銀行がつくった銀行だから安心。
  • 店舗を持たないネット銀行だから実現できる魅力的な金利とおトクな手数料。
  • じぶんにピッタリの情報がタイミングよく届く。使えば使うほど、どんどん役立つ存在に。