全社員向け「LGBTQ当事者による勉強会」を実施

~東京レインボープライド共同代表理事 杉山文野さんをお迎えして学ぶLGBTQ当事者の困りごととは?~

2021年7月29日

auじぶん銀行株式会社

auじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:臼井 朋貴、以下 auじぶん銀行)は、2021年6月に、東京レインボープライド共同代表理事 杉山文野さんを講師にお迎えし、全社員を対象にした「LGBTQ当事者による勉強会」(以下 本勉強会)をオンライン形式で実施しました。

本勉強会は、auじぶん銀行の基本精神である「auじぶん銀行フィロソフィ」にもある「ダイバーシティが基本」を実現すべく、LGBTQをはじめとするマイノリティの方への共感と理解浸透を深めることを目的としています。

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講師の杉山文野さんは、日本最大のLGBTプライドパレードである特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事を務めるほか、日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定にも関わるなど、性的マイノリティの方の課題解決に尽力されています。
本勉強会では、トランスジェンダーである杉山さんご自身のライフヒストリーを絡めた「LGBTQ当事者の困りごと」として、カミングアウトへの葛藤やトイレの問題など、身近な話題にも触れてお話いただきました。その他、「LGBTQの基礎知識」「LGBTQと企業」「国内外の動向」についてもお話いただきました。杉山さんが本勉強会内でご説明された「誰もがマジョリティでマイノリティ」とのお話は、社員の自分事化を促し、あらゆるマイノリティとの向き合い方について考えるきっかけとなりました。その結果、本勉強会後のアンケートでは、「LGBTQ当事者の困りごと」に対する共感度は97.1%に上りました。

また、過去の言動について気づきがあったか、との質問について半数以上が「気づきがあった」と回答、LGBTQ当事者は身近にいるか、との質問には約半数が「いるかもしれない」と回答しました。本勉強会を通じて、マイノリティが身近な存在であることが伝わった結果と言えるかもしれません。

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auじぶん銀行は2020年9月にSDGs宣言を行い、ダイバーシティへの取り組みを推進しています。多様性を尊重し、あらゆるお客さまにサービスをご利用いただける環境の実現に向け、2021年4月には、住宅ローンにおいて同性パートナーを連帯保証人および担保提供者とした申込みを可能としました。
また、今年度は特定非営利活動法人東京レインボープライドが主催する「東京レインボープライド2021」に協賛をするなど、社外イベントへの参加を通じた社員のLGBTQへの理解浸透と、ダイバーシティの取り組みのための社内風土の醸成にも取り組んでいます。

auフィナンシャルグループのauじぶん銀行は、『じぶんのいる場所が、行く場所が、ぜんぶ銀行になる。そういうスマホの自由さ、便利さを銀行にも。』という思いを込めて「銀行を連れて、生きていこう。」というブランドメッセージを掲げるとともに、社会の持続的な成長に貢献する会社を目指し、社会貢献活動にも取り組んでいきます。

以上