11月4日米国雇用統計はどうだった?
Q. 発表後の米ドル/円の動きについて
米ドル/円相場は、102円台後半から103円台前半に強含みましたが長続きしませんでした。雇用統計の内容がおおむね事前予想に沿ったものであったため、大きな変動はなかったものと思われます。
失業率 | 非農業部門 雇用者数 |
|
---|---|---|
予想 | 4.9% | +17.5万人 |
結果 | 4.9% | +16.1万人 |
乖離 | 0% | -1.4万人 |
- 結果は速報値です。
Q. 今後の米ドル/円はどう動く?
- 次回の米国雇用統計(12月2日22:30発表予定)
-
「失業率」は小幅に改善しましたが、「就業率」と「労働参加率」がともに低下したことが要因であり、好感できる内容ではないでしょう。一方で、前年比での「民間平均賃金上昇率」は3ヶ月連続で上昇しており、今後も継続的な上昇が見込まれます。
- 米ドル/円の動向
-
11月1日~2日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、予想通り政策金利が維持されました。発表された声明文では、インフレ率に関する表現が上方修正されるなど、利上げが近づいていることをあらためて示唆するものでしたが、昨年12月の利上げ実施直前(2015年10月28日)のFOMC声明文に記載された、『次回会合で利上げを実施するかを判断する』との表記は今回見られませんでした。ただ、11月4日のフィッシャーFRB副議長の講演では、利上げの市場織込み度合いが70%を上回っている点に触れており、想定外の弱い指標や突発的なイベント発生がなければ12月FOMCでの利上げの確度は高いと見込んでいました。しかし、11月8日米大統領選挙でトランプ大統領が誕生したことにより、12月の米利上げ実施は不透明となってしまいました。
中長期的に見れば、米ドル/円相場は、2016年のテーマである円高地合いに回帰するものと考えますが、新政権はFRBの過剰な緩和政策に反対の姿勢を示しており、2017年に複数回の利上げの可能性が生じたことが、円高要因を相殺することもあるでしょう。
この先1ヶ月程度の米ドル/円相場は、短期的には減税や財政出動に関する面を好感し、ドルが上昇する局面も見られるかもしれません。新大統領の政策、政治手腕が経済・市場にどのような影響を与えるのかを検証していく期間となるでしょう。
- ※当内容は、2016年11月10日時点の見解です。
米国10月雇用統計発表(11月4日21:30)前後の為替動向について
1. 発表前
9月21日の日銀金融政策決定会合で、「マイナス金利」から「イールドカーブ操作」へと政策対象が変更されたのに伴い、デフレ継続に因る円高圧力がやや緩んだようにうかがえる。加えて12月と思しき米追加利上げに新たな不安材料は見当たらず、米大統領選挙はトランプ候補の女性蔑視発言等により、クリントン候補勝利との見方が広がったこともあり、10月の米ドル/円相場は緩やかに円安・ドル高地合いを辿り、3ヶ月振りに105円台半ばへドルは上昇した。
ところが、米大統領選まであと10日足らずとなった10月28日の海外市場で、『クリント候補の私用メール問題に関しFBIが改めて捜査を再開』との報道がなされ事態は一変。FBI(米連邦捜査局)は7月にいったんは刑事訴追を見送る発表をしていただけに、報道を受けてトランプ陣営は一気に勢いづき、大差がついていた世論調査での支持率は、一部機関では逆転するまでとなり、大接戦のまま最終盤を迎えることとなった。予想外の展開に、市場ではトランプ大統領誕生に備えたヘッジ売り(ドル売り・円買い)がにわかに進み、11月3日の海外市場で米ドル/円は一時102円台半ばまで下落。ドルの上値が重い状況で指標の発表を迎える事となった。
事前予想は、「失業率」が4.9%(前月5.0%)、「非農業部門雇用者数」が+175千人(前月+156千人)、「平均時給」が+0.3%(前月+0.2%)であった。
2. 発表直後
10月「失業率」は前月より低下し4.9%。「非農業部門雇用者数」は事前予想をやや下回る前月比+161千人となったが、8・9月分が合わせて44千人上方修正された。注目された「平均時給」は+0.4%と事前予想を上回り、賃金上昇の加速が鮮明となった。「非農業部門雇用者数」こそ予想を下回ったが、内容は総じて12月追加利上げを後押しするものであった。
賃金の伸び率が加速したことを受け、米10年債利回りが1.8%台前半へと上昇し、米ドル/円は102円台後半から103円台前半に強含んだ。しかし長続きはせず、すぐに103円を割り込むと、その後も米10年債利回りが低下するのとともに、米ドルが主要通貨に対して売られ、この日の安値となる102円80銭台へと下落した。
3. NYK Closeまで
日付が変わる頃に米ドル/円は再び103円台を回復したが、翌週に注目の米大統領選挙を控えていることから、市場は様子見気分が強くなり、103円台で横ばい推移のまま、103円10銭台でCloseとなった。米長期金利(10年債利回り)は、1.78%へ小幅低下。NYKダウは前日比▲42ドルと7営業日連続安となった。
4. 「米ドル/円が狭い範囲での動きとなったのはなぜ」
- 雇用統計の内容は、12月の米利上げを決定づけるには至らなかったが、おおむね事前予想に沿ったものであり、意外感がなかったことが考えられる。
- もっとも、翌週に控える米大統領選挙の行方が混沌としており、市場参加者の多くが、ここから大きくポジションを傾けることを回避したためと思われる。
5. 当面の見通し
- ①11月雇用統計
「失業率」は小幅に改善したが、「就業率」と「労働参加率」がともに低下したことが要因であり、好感できる内容ではない。一方、前年比での「民間平均賃金上昇率」は3ヶ月連続で上昇しており、今後も継続的な上昇が見込まれる。
- ②米ドル/円動向
11月1日~2日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、予想通り政策金利が維持された。発表された声明文では、インフレ率に関する表現が上方修正される等、利上げが近づいていることを改めて示唆するものであったが、昨年12月の利上げ実施直前(2015年10月28日)のFOMC声明文に記載された、『次回会合で利上げを実施するかを判断する』との表記は今回見られなかった。ただ、11月4日のフィッシャーFRB副議長の講演では、利上げの市場織込み度合いが70%を上回っている点に触れており、想定外の弱い指標や突発的なイベント発生がなければ12月FOMCでの利上げの確度は高いと考える。
イベントリスクとしては、注目の米大統領選挙が11月8日に行われる。9月下旬から3回に渡り行われたテレビ討論会では、クリントン候補で大勢は決したと見られていたが、FBIがクリントン候補の私用メール問題の調査再開を発表し、「トランプ大統領リスク」が急浮上。金融市場ではリスク回避の動きが一気に強まることとなった。本稿執筆時点(11月8日東京時間)では、『FBIが再調査の結果、訴追しない結論は変わらない』との報道もあり、市場は再びクリントン候補の勝利を織込む動きとなっている。ただし6月のEU離脱を問う英国民投票の例もあり、予断を許さない状況に変わりはない。
短期的には、トランプ大統領誕生となるか否かで市場の反応は異なるが、中長期的に見れば、どちらが大統領となっても米ドル/円相場は2016年のテーマである、円高地合いに回帰するものと考えている。その理由として、①10月28日以降の一連の報道後の値動きで、選挙結果後の反応の予行演習を行っており、ドルの上値は限定的(材料出尽くしとなる)と考えられること、②ドルインデックス*1が今夏以降上昇トレンドとなっており、一段の上昇の際には、当局から米経済に与える影響を懸念する発言が想定されること。③12月に米利上げが実施されても、2017年に連続利上げが見込まれる状況ではないこと、④本邦貿易黒字が10~12月は高水準となる可能性があること、が挙げられる。一方で、トランプ候補が勝利した場合、提案するHIA*2(本国投資法)の復活は、為替相場に大きな影響を及ぼしうることから、その動向には注意を要しよう。
- *1 ユーロ、円、英ポンド、スイスフランなどの複数の主要通貨に対するドルの相場を、貿易規模などを加味して計算、指数化したもの。個別の一通貨のみの為替レートよりも正確に国際経済におけるドルの価値を示すことができる。FRBが対象としているのは26の通貨。
- *2 Homeland Investment Act:2004年10月に成立した時限立法。米多国籍企業の利益・配当金、余剰資金を米国内に送金する場合、税負担を優遇(税率35%⇒5.25%)して米国内での投資を促進するための減税措置。2005年には3,000億ドルの資金還流をもたらし、ドルインデックスが13%近く上昇する一因となった。
予想レンジ:99円~106円
- ※当内容は2016年11月8日現在の見解です。
2016年11月10日追記
米大統領選挙におけるトランプ候補の勝利と、米議会選挙で上下院とも共和党が勝利したことは『予想外』との見出し報道が多いが、市場の反応は9日欧州時間まではおおむね想定通りであった。6月のEU離脱を問う英国民投票において、予想外の結果となり市場が乱高下した経験を踏まえ、トランプ候補が優勢となるに連れて東京市場で米ドル/円は105円台から101円台と下落し、売りが一巡した欧州市場で103円台へと値を戻した。ここまでは為替市場だけでなく、株式・債券市場も英国民投票の際とほぼ同じ値動きであり、想定通りの動きであった。ところが米国市場では、ドル高、株高、米長期金利上昇、と想定外の動きとなった。なかでも米長期金利(10年国債利回り)は2.06%と年初の水準まで急騰することとなり、これを受けて米ドル/円は10月の高値を上回り、106円に迫ることとなった(もっともドルインデックスは10月の高値を超えていない)。想定外の動きとなった理由としては、為替市場では通貨オプション取引等を利用してトランプ大統領誕生リスクの備えができていたこと、新大統領の政策が減税・財政投資拡大路線であること、当選後の演説で過激な発言を封印していたこと、などが考えられるが、想定外の値動きにポジションの整理・損切りが進んだものと思われる。
トランプ大統領誕生となり、中期的な円高見通しは不変とするが、上述した相場見通しを若干変更する。③12月の米利上げは不透明となる一方で、新政権はFRBの過剰な緩和政策に反対の姿勢を示しており、2017年に複数回の利上げの可能性が生じたことが、円高要因を相殺することもあろう。④9日に発表された本邦9月経常収支は、貿易黒字が前年比で大幅増となったこともあり、前年比で25%の増加となっており、黒字額の増加傾向を今後確認することとなる。
向こう1ヶ月程度の米ドル/円相場は、短期的には減税や財政出動に関する面を好感し、ドルが上昇する局面も見られよう。ただし、保護主義・移民政策重視は、リスクオフの動きとなる場合もあり、今後新大統領の政策、政治手腕が経済・市場にどのような影響を与えるのかを検証していく期間となろう。
予想レンジ:102円~107円
執筆者:株式会社じぶん銀行 ALM部長 島本薫
予想
11月4日米国雇用統計発表後の米ドル/円為替相場はどうなると思いますか?

- ※募集期間 2016年9月15日(木)~9月20日(火)
「↑円安ドル高」と予想した方のご意見
2016年アメリカ合衆国大統領選挙前、米利上げの期待感が高まっています。11月米国雇用統計発表の非農業部門雇用者変化数が18万人増となれば、米ドル/円為替相場は円高になると予想しています。相場は、104円~105円までに上昇する可能性が高いです。
ナグネ
40代 男性
最近の雇用統計の様子からもアメリカの景気が良くなってきているのが感じられるので、今回もアメリカにとってプラスの結果が出るのではないかと思いました。そうなるとドル買い円売りに動くのではないかと考え、以上のように予想しました!
みみこ
20代 女性
11月の大統領選挙を控え、アメリカの経済指標はいずれも堅調さを示しているのが現状である。最近の原油価格のレベルが維持されれば、12月にFRBの利上げ予想や期待が高まる中、円安ドル高が進むと予測される。
ロッキー
40代 男性
雇用統計は前回より微増、予想より大きく乖離しない内容であると思う。11月8日に大統領選を控えており、あまり大きな動きを仕掛ける機関投資家もいないのではないかと考え、若干の円安ドル高に進むと考えている。
なお
20代 女性
「↓円高ドル安」と予想した方のご意見
前回、日銀の金融緩和がやや限定的だったこと。また、米国の大統領が誰になるかやや予測不可で、新しい大統領選の結果によっては、米国の景気が不透明になる可能性も含めて、安全資産である円が買われ、ドルが売られるだろう。ただ極端な売買はないと思われ、今回は予測は少し難しいかも知れない。
為替月予測
50代 男性
現在の為替はアメリカの年内利上げを考慮した為替レートになっているため、雇用統計で予想を大きく外さない限り為替は大きく変化しない。また今の為替は少し円安傾向にあり104円から100円前後で動いているため。
taka
30代 男性
IS掃討の大きな局面、大統領選挙やフィリピン大統領の発言など、諸要因をかんがみ雇用統計発表後に米国政情不安、景気経済低迷不安など、マイナス傾向が強まると考えるため。→結果、安定通貨が強くなる。
everert
40代 男性
米国の雇用は米国なりにすでに完全雇用に近づいており、数字は多少悪くなると予想。よって、発表直後はドル安、円高と予想します。
Jimmyseattle
60代 男性
「↑円安ドル高」と予想した方のご意見
-
今年の失業率は5パーセントが最大値ですが、今月の経済状態からそれを上回ることは考えられないため、非農業部門雇用者数は緩やかに改善し、それに伴い利上げされるため、円安ドル高になると予想しました。
Eco
20代 男性 -
大統領選挙後、為替の変動があると思います。トランプが勝った場合円高へ、ヒラリーが勝った場合円安へ。ヒラリー勝利と予想するので、円安に動くと思いました。
ちゃい
20代 女性 -
年末にかけて米国の利上げの期待も高くなっている。雇用統計が良ければ当然利上げが近くなる。しかし、前月も期待を裏切っており、そろそろ期待ができる頃では?
DASH
50代 男性 -
雇用情勢の良い結果がでて利上げの期待が高まり、円安に動くと予想。また、ヒラリーさんの大統領就任の確率が高まっていることも円安の要因になるかと。
もちもち
30代 女性 -
どちらにしても小幅な値動き。大統領選もあり大幅な動きはないと思うが、どちらかというと強いドルを見せておきたいという思惑が働くと推測。
TAGA
40代 男性 -
金融緩和に前向きな発表がされるから。日本のマイナス金利政策が加速され、緩やかに景気が上向きになる。世界経済がややプラスに移行と判断。
しろねこ
30代 女性 -
雇用統計自体は、そんなに良い内容ではないが、利上げを意識したドル買い需要が多いため、いったん下がった後に上げるのではと予想します。
ハムタロー
30代 男性 -
新しい大統領が決まり国民が新しい政策に期待を持つことで一時的にではあるが景気が上がり円安の動きを見せる。
signal
40代 男性 -
大統領戦に控え、大勢が決まりつつある中で中小企業のマインドが変化し先動きした採用が増えるから。
なおっく
30代 男性 -
結果が悪すぎなければ金利の上昇を織り込んで円安になるかと。希望的観測も含みます!
ひでじぃ
30代 男性 -
アメリカのクリスマスシーズンに向けて雇用も上向いていると思うから。
ぷくちゃん
50代 女性 -
去年末は120円台だったのでそろそろ米ドルは上がりそう。
どんく
40代 男性 -
いま以上の円高にはならないと思ったので。
まいまい
30代 女性 -
日本の金融政策が、いまだに不安定だから。
ジャービル
40代 女性 -
サプライズの利上げ発表。
いのきゅう
20代 男性 -
潮の変わり目、希望。
吉ちゃん
50代 男性
「↓円高ドル安」と予想した方のご意見
-
前回の傾向を考えると、ドル円は101円を切るかもしれない。発表前に注文を入れる人は少ないため、一気にドル売りの気配濃厚。
てるろん
30代 男性 -
12月の利上げがあやふや感が強いかな。雇用統計発表後瞬間は円安にブレそうだが長続きせず30分後は円高になりそう。
んば
40代 女性 -
個人的には円安になって欲しい。けど、あまり良い材料がなく、だいたい願いと逆になるものなので。
金と体脂肪は反比例
30代 男性 -
景気不安定が続いて、全体の8割くらいの投資家が大量に売ってしまうかと思われます。
海の達人
40代 男性 -
事前の他の指標から、予想難易度高い感じ。30分じゃね。テクニカル的な面も多いし。
YK3
60代 男性 -
大統領選を控え、どちらになっても雇用の安定を見込めないと判断されるため。
ササコマチ
50代 女性 -
米大統領選前で米国の先行き不安定である。雇用統計はサプライズなさそう。
あんじぇら
40代 女性 -
大統領選も控えているので様子見ではっきり利上げの話はしなさそう。
sora
40代 女性 -
大統領選挙の影響もあるが、小さい変動の円高ドル安。
白虎。
60代 女性 -
比較的安全といわれる円を買う動きになっている。
カイト
50代 男性 -
失業保険申請の増加による雇用が不安である。
ホキ
60代 男性 -
過去のデータで予想します。
セッキー
50代 男性 -
大統領選挙の行方が不透明。
うー
40代 女性 -
困った時のとりあえず円高。
つっちさん
40代 男性 -
テレビ討論の結果。
たか
50代 男性
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