[米国雇用統計] これまでの予想と解説

7月8日米国雇用統計はどうだった?

結果

発表直後からの10分間は、↑円安ドル高に変動!
  • じぶん銀行FX米ドル/円10分足のチャートより抜粋
発表直前 10分後 変動幅
米ドル/円
為替レート
100.272円 100.881円 +0.609円
  • じぶん銀行FXレート

Q. 発表後の米ドル/円の動きについて

市場予想を大きく上回る「非農業部門雇用者数」の結果を受け、米ドル/円相場は100円台半ばから101円30銭近辺まで急伸したものの、一段の上昇にはつながりませんでした。

失業率 非農業部門
雇用者数
予想 4.8% +17.5万人
結果 4.9% +28.7万人
乖離 +0.1% +11.2万人
  • 結果は速報値です。

Q. 今後の米ドル/円はどう動く?

次回の米国雇用統計(8月5日21:30発表予定)

6月の「失業率」の悪化は、「労働参加率」の上昇によるものであり、トレンドの変化とは言い切れません。「非農業部門雇用者数」は5月分が異常値であった可能性が高いでしょう。3ヶ月平均での雇用者数は漸減しているものの、雇用が今後大きく減速していくことは回避されるでしょう。

米ドル/円の動向

英国民投票で想定外の英国のEU離脱が決定されてから2週間が経過し、発表直後は大混乱となった市場も落ち着きを取り戻しつつあります。この間の目立った動きとしては、主要通貨に対して円高が進んだ後の戻りが鈍いことなどが挙げられます。

『アベノミクスを一段と強化する』ことを公約に臨んだ参議院選挙で、与党が圧勝したことで、「第2の矢」である財政出動(第2次補正予算)の規模が注目されていますが、より大事なのは、景気対策よりも為替の需給を変える対策を出すことができるか、ということでしょう。

興味深いのは、7月11・12日に黒田日銀総裁、安倍総理との会談が予定されているバーナンキ前FRB議長の来日です。「ヘリコプターマネー(詳しい解説参照)」を提唱する前議長が、量的・質的金融緩和の限界が近いといわれる日銀に、どのような知恵を授けるのかが注目されています。29日の日銀政策決定会合に向けてサプライズとなる新たな政策が示されるか思惑を呼びそうです。

米6月雇用統計と参議院選挙の結果を受けた週明け11日の市場では、政府の大型の財政出動や、政府・日銀とバーナンキ前FRB議長との会談への思惑から、円安が進行しています。本稿執筆時には米ドル/円相場は前週末比3円弱の円安となっています。向こう1ヶ月程度の米ドル/円相場は、思惑含みで上下動しそうですが、いったんは上値を試す展開となるでしょう。お盆のあたりまでに105円を上抜けることができるかがポイントではないでしょうか。

  • 当内容は、2016年7月12日時点の見解です。
さらに詳しい解説はこちら

米国6月雇用統計発表(7月8日21:30)前後の為替動向について

1. 発表前

英国現地時間6月23日行われた、EU(欧州連合)離脱を問う国民投票で離脱派が勝利したことを受け、為替市場では英ポンド安とリスク回避の円高が急速に進んだ。一方、安全資産である債券市場に資金が流入したことから、世界的に長期金利(債券利回り)が大幅に低下した。予想外に悪化した前月の米国雇用統計発表後に行われた米FOMC(連邦公開市場委員会:6月14・15日開催)では、政策委員の金利見通しが大幅に引き下げられていたことが、その後の議事録で確認されたが、英国EU離脱という状況を受け、市場参加者の間では、米利上げの時期は9月以降へ後退したとの見方が多数を占めた。かかる状況下で発表された6月米雇用統計は、前月の悪化からどの程度回復しているかが注目された。
事前予想は、失業率が4.8%(前月4.7%)、非農業部門雇用者数が+175千人(前月+38千人)、平均時給が+0.2%(前月+0.2%)であった。

米ドル/円相場は、大幅に悪化した前月雇用統計発表後、下値模索となっていたが、英国国民投票の世論調査で離脱派が優勢との報道により、6月13日から下げ足を速め、16日には103円台半ばへと下落。しかしながら23日の投票を前に再び残留観測が高まると反発に転じ、投票が締め切られた24日早朝には、出口調査で残留派勝利との速報が流れたことから、106円台後半へ急伸した。ところが開票が進むにつれ離脱派がリードを広げると、米ドル/円は下落に転じ、直近安値である103円台半ばを下抜けると、2013年11月以来となる99円丁度まで瞬く間に下落した。実際100円以下で取引された時間は短く、午後には103円前半まで回復したが、その後も大きく戻すことはなく、2週間程100円~103円での保合いとなり、100円台半ばで指標の発表を迎えた。

一方、米国長期金利(10年債利回り)は、英国国民投票によりEU離脱派が勝利すると大幅に低下。日・独長期債利回りがマイナス利回りとなる中、プラス利回りが確保できる米国長期債への投資妙味が高まり、過去最低利回りを一時更新し、1.38%前後で指標の発表を迎えた。

2. 発表直後

6月「失業率」は前月より0.2%悪化し4.9%。「非農業部門雇用者数」は事前予想を大きく上回る前月比+287千人となり、4・5月分も6千人の小幅な下方修正に留まった。一方、「平均時給」は+0.1%と事前予想を下回った。

事前予想を大きく上回る「非農業部門雇用者数」を受け、米長期金利が上昇し、米ドル/円は100円台半ばから101円30銭近辺へ急伸した。しかし一段の上昇にはつながらず、戻り売りに押される展開となり、指標発表前の水準を下抜けると一気に100円ちょうど辺りまで下落となった。英EU離脱派勝利発表の際、100円割れでの取引は極めて短時間であったが、今回も100円近辺から瞬時に反発し、その後は売り方の買戻しもあり、再び100円台後半へと上昇した。

3. NYK Closeまで

「非農業部門雇用者数」が大幅に上昇し、米株価は寄り付きから堅調に推移したものの、「平均時給」が事前予想を下回ったこともあり、米長期金利は発表直後の急上昇から反転低下となった。米ドル/円は米長期金利の動きに歩調を合わせ、上下動した後、日付が変わる頃には指標発表前と同じ100円台半ばで横這い推移となり、そのまま同水準でClose。米長期金利(10年債利回り)は、1.3%台半ばへ低下。ニューヨークダウは250ドル近く上昇し、英国国民投票結果発表前の18,000ドル台を回復してCloseとなった。

4. 「米ドル/円は乱高下したのはなぜ」

  • 「非農業部門雇用者数」は前月比+175千人程度へ回復するとの事前予想に対し、+285千人と2016年に入って最大の伸びを見せたことに素直に反応し、米ドル/円は80銭ほど急伸したものの、「平均時給」が前月比+0.1%と事前予想を下回ったことが嫌気され、米長期金利が上昇後直ぐに反転したことで、一段の上昇を阻まれた。
  • 英EU離脱派勝利となった6月24日に99円を付けた後、103円台半ばまで戻したものの、指標発表前には再び100円に接近する展開となっていたこともあり、市場では指標結果にかかわらず、100円割れを再びトライするムードが醸成されていた。実際、米ドル/円の上昇が101円台前半で止まった後は、短期筋が売りを仕掛けてきたものと思われる。ただし100円より下の水準では大口の買いが控えていた模様であり、一気に売り崩すには至らなかったようである。

5. 当面の見通し

  • 7月雇用統計

    6月の「失業率」の悪化は、労働参加率の上昇によるものであり、トレンドの変化とはいい切れない。「非農業部門雇用者数」は5月分(+11千人)が異常値であった可能性が高い。3ヶ月平均での雇用者数は漸減しているものの、雇用が今後大きく減速していくことは回避されよう。

  • 米ドル/円動向

    英国民投票で想定外の英国のEU離脱が決定されてから2週間が経過し、発表直後は大混乱となった市場も落ち着きを取り戻しつつある。この間の目立った動きとしては、主要通貨に対して円高が進んだ後の戻りが鈍いことと、欧米株価の堅調さと比較して日本株の戻りが弱いこと、が挙げられる。前者については、①貿易赤字から黒字への転換、②マイナス金利政策による可処分所得の減少(デフレへ逆戻り)、という円高基調を覆す材料がないこと。後者については、円高による業績回復の遅れと、さらなる金融緩和を行っても運用難による金融機関の収益減を補うことができない、ことによるものと考える。

    『アベノミクスを一段と強化する』ことを公約に臨んだ参議院選挙で、与党が圧勝したことで、「第2の矢」である財政出動(第2次補正予算)の規模が注目されているが、より大事なのは景気対策よりも、為替の需給を変える対策を出すことができるか、であろう。

    興味深いのは、7月11-12日に黒田日銀総裁、安倍総理との会談が予定されているバーナンキ前FRB議長の来日である。「ヘリコプターマネー*1」を提唱する前議長が、量的・質的金融緩和の限界が近いといわれる日銀に、どのような知恵を授けるのかが注目される。東日本大震災後の原発停止により、エネルギー輸入が膨らんで貿易収支が赤字に転じたが、2年を経て元に戻ってしまった現状下、29日の日銀政策決定会合に向けてサプライズとなる新たな政策が示されるか思惑を呼びそうである。

    1. *1 財政政策と金融政策を合わせた政策。政府が発行した債券を中央銀行が新しく発行した貨幣で引受け、政府はその貨幣で国民に現金(商品券や給付金)を供給する。お金の量が増えるので、通貨安となりやすい。ただし、現行の法制度では日本銀行の財政ファイナンスは禁止されている。

    一方、政府・日銀の財政・金融政策に大きな期待はできないとなると、上述の円高要因に加えて日米実質金利差*2の縮小からも、じわりと円高圧力が強まると考えられる。

    1. *2 実質金利とは、名目(表面)金利からインフレ率(または通貨価値の低下分)を引いた金利のこと。日米実質金利差が拡大すれば円安圧力となり、縮小すれば円高圧力となる。現状は、日本が期待インフレ率が低下し実質金利があまり下がっていない一方、米国は利上げの可能性が遠のいたことから名目金利が低下し、日米実質金利差が縮小している。

    米6月雇用統計と参議院選挙の結果を受けた週明け11日の市場では、政府の大型の財政出動や、政府・日銀とバーナンキ前FRB議長との会談への思惑から、円安と株高が進行している。本稿執筆時には米ドル/円は前週末比3円弱の円安、日経平均株価は1,000円近い上昇となっている。向こう1ヶ月程度の米ドル/円相場は、思惑含みで上下動しそうであるが、2度のトライで破られなかった100円割れ定着がひとまず回避されたとするならば、株価とともにいったんは上値を試す展開となろう。お盆のあたりまでに105円を上抜けることができるかが、ポイントではないか。

    予想レンジ:100円~106円

  • 当内容は2016年7月12日現在の見解です。

執筆者:株式会社じぶん銀行 ALM部長 島本薫

予想

7月8日米国雇用統計発表後の米ドル/円為替相場はどうなると思いますか?

円高ドル安:55%/円安ドル高:42%/そのまま:3%。円高予想が多い結果となりました!
  • 募集期間 2016年6月16日(木)~6月21日(火)

予想いただいたみなさまのご意見

「↓円高ドル安」と予想した方のご意見

米国雇用統計は事前予想なみの結果となるであろうが、7月8日の時点では、英国のEU離脱の混乱の影響は治まってはいないだろう。世界同時株安の局面が予想される。一方、中国経済の成長鈍化がより顕著になっている。原油価格も当面50ドル/バレル前後を推移すると予想される。こうした状況下で、比較的安全資産とされる円買い傾向は当面続くと思われる。

ロッキー
40代 男性

前回の雇用統計同様、結果はあまり良くないと思われるから。また、6/23に実施される英国国民投票を受け、7/8までに相場は大きく変動することが予想され、一時的には円高に振れるだろうと思うから。

匿名
30代 女性

大統領選挙でトランプ氏への支持層が一定程度あるため、クリントン氏の圧倒的有利が確実化されない限り、世界的に米国政治に対する不安感の高まりは拡大すると考えられるから。

poetry
50代 男性

日銀の介入とイギリスの国民投票も絡み比較的安定的な円の買い入れがまだ続く。雇用統計の結果は市場がおりこんでいる範囲内と思われる。

さんた
40代 男性

「↑円安ドル高」と予想した方のご意見

一つは6月23日に英国がユーロに残るか否かの選挙があります。流通量世界第2位のユーロが危機的状況のなか、先進国で唯一人口増加し続けていて、なおかつ流通量世界第1位の米ドル資本はやはりこれから上がる傾向にあると思われます。それにドルはすでに104円が底値だとも見ています。売り時ではないが買い時ではあるドルは、買いが入りこれから上がるのは確実ではないでしょうか?

マイケル・シン
20代 男性

近時の景況感の悪化から、今回の米雇用統計も不芳が予想される。少なくとも大幅な改善は見込めないだろう。よって米雇用統計発表直後はドル売りが加速するが、最近の急速な円高を嫌った日本の通貨当局が直ちに円売りの為替介入を実施する可能性あり。よって、ドル円相場は小反発し、その後、上値が重いなか当面は方向感に乏しい展開か。翌週央にかけて狭いレンジでの商いが続くと考えます。

SMCB
30代 男性

イギリスのEU離脱問題が鎮静化し、円高が高値で保たれているはず。そこで、今月の結果よりも雇用統計がよいのであれば、円安になりやすい状態だと思われるため。

てつきまこと
30代 男性

米国が利上げを年内に2回するとなると、8月にFOMCはないので7月に利上げを実施すると予想する。そのためにドル買いが先行して円安に振れると考える。

ちむーる
40代 男性

「→そのまま」と予想した方のご意見

円高に振れたい要因と、これ以上円高には行けない状況の拮抗ではないかと。

ぶんたま
50代 男性

大きな変化、変革がないため。

匿名
50代 女性

その他のご意見はこちら
「↓円高ドル安」と予想した方のご意見
  • 雇用の出来映え以上に、イギリスのEU離脱、中国経済の不透明感が経済全般に与える不安材料の方が大きくなっているのではないか?

    匿名
    30代 男性

  • 日銀の追加緩和見送りと、米国の利上げ見送り、さらに、英国のEU 離脱懸念より円高ドル安が続くと思われる。

    トム丸くん
    40代 男性

  • イギリスのEU脱退可否の国民投票次第。脱退世論が強いイギリスの様相だと、円が買われる傾向が強い。

    てく爺さん
    50代 男性

  • 前回と同様の動きが予想されることと、英国のユーロ圏離脱問題があり、円買い思考が高まると思われるため。

    masha
    40代 男性

  • 5年前の10月の1ドル75円とまではいかないけれど、100円は割ると思います。

    poohko
    50代 女性

  • 4月~9月までは大きな揺れ幅で動いて10月ぐらいに安定すると思います。

    シゲェ
    20代 男性

  • アメリカ大統領選が終わるまでアメリカ情勢は安定せずしばらく円高が続く。

    たつ
    20代 男性

  • 英国のEU離脱問題、都知事選挙問題など政情不安定なため。

    匿名
    50代 男性

  • さすがに多方面で買いが集中するのではないかと思います。

    もんもん
    40代 男性

  • 国内のお金が動いてないのに、円安に振れるわけがない。

    連理木
    40代 男性

  • 円安になってほしいけど…円高に向かうような気がする…

    about
    30代 男性

  • 東京都知事問題やゼロ金利が及ぼす影響により。

    四国のヒデちゃん
    50代 男性

「↑円安ドル高」と予想した方のご意見
  • 6月17日現在、円高が急激に進んでおり、日本の経済に悪影響を及ぼしている。従って、日本の金融当局の介入は、必須であると判断する。

    じゃんくん
    50代 男性

  • 米国の経済指標は依然悪くなく、英国のEU離脱は回避され、EU安定。米国金利は引上げを実施すると見る。

    アキラ
    40代 男性

  • 都知事選候補者がでる関係で、株価に影響。そのため、連動して、円安ドル高にやや動くと考える。

    塩沢山
    40代 男性

  • 雇用状況は改善され、ドルの安定を見込んでドルの買い戻しがあり円安ドル高に動く。

    モリゾー
    30代 男性

  • イギリスの問題の余波と、アメリカの雇用統計ともに良くないため。

    きしめん
    40代 男性

  • EUの不穏な動きで不安定化。信頼のある日本円が買われるから。

    がんぎぃ
    40代 男性

  • 予想より雇用統計の結果が良く、利上げが行われると思うから。

    深海
    40代 男性

  • 円高になる!102円台半ばもあり得ると思います。

    トトロ
    40代 男性

  • コモディティ産業の就業者数減が響いて予想を下回る。

    ハリモ
    40代 男性

  • ソロソロ円安に動く頃ですf^_^;

    ぐれ
    60代 男性

  • 日銀による調整があるのではないか。

    あびる
    20代 男性

  • イギリスの国民投票の後だから。

    マタリ
    40代 女性

  • トレンドでそう回答しました。

    けいちゃん
    40代 男性

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