ユーロ圏諸国の債務問題が世界の注目を集める中で、中国の債務残高は対GDP比で主要国を下回る水準にとどまっており、安定性を備えているといえます。
また、外貨準備高は平成18年に日本を上回り、現時点で世界最大の外貨準備保有国となっています。
足元で減速しているとはいえ、輸出の中長期的な拡大や中国への資金流入が今後も外貨準備の成長につながり、経済基盤の安定を支えるとみられます。
- 債務残高(対GDP比)と外貨準備高の推移
- ※本コメントは平成24年5月22日時点のデータを基に作成したものです。市場環境の急変などにより見通しを変更することがありますのでご留意ください。
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