月次決算、年次決算など一般的な会計業務に加え、半期ごとの全行予算の策定、会計監査や税務調査の対応、各種税務業務、半期ごとの法令ディスクロージャー、四半期ごとの財務諸表の開示報告、などを行う。そのため、銀行法、税法、会社法等の書籍は手放せない。
小さい頃から数字に強く、大学でも会計を専攻し、システムエンジニアとして、会計パッケージソフトの開発業務から社会人スタートしました。システム開発の上流から下流までの一通りの工程を経験しました。その後、本格的に会計を学ぶために、大学院に通い、以降は財務・経理関連の仕事を続けています。それぞれの仕事はどれも魅力的で、じぶんの力も発揮できるものでしたが、個ではなく組織でことを成し遂げたいという気持ちが高まりました。じぶん銀行では会計システムの新規構築と会計業務の両方ができ、しかも親会社がメガバンクと通信会社であることから、規模の割に大きな仕事に関わることができます。この規模であれば、培ってきたじぶんのスキルが、大きな組織の一部として埋没するのではなく、会社経営にインパクトを与えられ、手応えのある貢献ができると思いました。大手企業の経理では担当業務が局所的となることが多く、全体を司るためには相当な時間がかかるともいわれます。じぶん銀行では、その制約はなく、裁量権もあり、担当業務の幅が広いのに、大きな仕事ができる。まさに私が求めていたことでした。
経験値だけに頼っていてはいけない。ここでは新参者。しかも金融は初めての世界。じぶんが人より勉強しなければ、経理部門を強くすることはできない。じぶんの使命は、経理という会社の守りを強くすること。守るチームを強くすること。思い起こせば、一人黙々と解を導く算数然り、学生時代通して続けた陸上然り、社会人になってはじめたボクシング然り、個人競技だから目標は1番を取ることや、勝つことだった。今は、まったく逆。チームで成果を出す楽しみを日々味わっています。じぶん銀行は、毎年の成長の勢いが著しく、事業を拡大している真っ最中のため、経理の仕事は途切れることなく、あちこちにあります。会計業務を改善する余地もたくさんあります。会計システムが整っていて、そのシステムに沿うことが絶対の大手企業を経験した立場からすると、じぶんの頭を使って実行すること、それがそのまま組織を強くする一助になっていることがうれしい。強くする、ということに終わりはないですから。