「じぶん銀行FX 契約締結前交付書面」を一部変更しました。

2017年4月1日

以下の通り、2017年4月1日(土)付で「じぶん銀行FX 契約締結前交付書面」を一部変更しました。
すでにじぶん銀行FX口座をお持ちのお客さまは、お取引に際して書面のご確認が必要となります。「じぶん銀行FXアプリ」、「じぶん銀行FX ウェブブラウザ版」(パソコンサイト)から画面の案内に沿ってご確認くださいますようお願い申し上げます。

「じぶん銀行FX 契約締結前交付書面」新旧対照表(2017年4月1日変更)

新(赤文字部分が変更箇所) 旧(赤文字部分が変更箇所)

☆注文の種類と約定方法

○成行注文

当注文は、お客さまが注文価格を指定せずに行う注文で、お客さまの注文を当行システムで受け付けた順に執行します。約定価格は、実際にお客さまの注文を約定処理する時点において、お客さま向けに配信した価格を以って約定します。なお、当注文は、指値等注文など他の注文に優先しますが、ロスカット取引が有る場合は、同取引が当注文に優先します。当注文を取引時間外に受け付けた場合には、取引時間開始後、上述の優先順位等に従って執行します。
お客さまが当注文を行う場合、お客さまの発注時に取引画面に表示されている価格と実際の約定価格との間に価格差が生じている場合があります。当該価格差は、お客さま端末と当行システムの間の通信及び当行システムがお客さまの注文を受け付けた後の約定処理に要する時間の経過に伴い発生するものです。 当該価格差は、お客さまにとって有利な場合もあれば、不利な場合もございます。

○ストリーミング注文

当注文は、お客さまが取引画面にて発注ボタンをクリックした時点において、当該画面に表示されている価格を注文価格として発注されます。お客さまの注文を当行で受注した時の配信価格が、お客さまの注文価格と一致するか、お客さまの注文価格より有利な場合には、当該受注した時の配信価格で約定します。一方、当該受注した時の配信価格が、お客さまの注文価格より不利な場合には、お客さまの注文は失効します。ただし、お客さまが注文時にスリッページ許容範囲を設定されている場合には、当該設定範囲以内であれば、当該不利な受注した時の配信価格で約定します。(スリッページ許容範囲の設定については、取引画面でご確認ください。)
以上の仕組みから、お客さまの注文時に画面に表示されている価格(=注文価格)と実際の約定価格との間に差が生じる場合があり、当該相違は、お客さまにとって有利な場合もあれば、不利な場合もあります。(不利な場合については、お客さまが設定したスリッページ許容範囲以内に限定されます。)
当注文は、取引時間中のみ行うことができます。当注文は、受付順に約定します。また、当注文は、指値注文、逆指値等の条件付注文に優先しますが、成行等注文またはロスカット取引が有る場合は、それらの注文、取引が優先されます。

○指値注文

当注文は、お客さまが注文価格を指定して行う注文で、当行がお客さまに配信する価格が、売り注文の場合は、お客さまが指定した価格以上、買い注文の場合は、お客さまが指定した価格以下になった時点で、お客さまが指定した価格を以って約定します。(ただし、実際の約定価格がお客さまの注文価格に比べて有利に約定する場合があります。)
当注文は、売りの場合、値段の安いものが値段の高いものに優先し、買いの場合、値段が高いものが安いものに優先します。また、同じ値段を指定する当注文または同じ値段をトリガー価格として指定する逆指値等の条件注文が他の顧客からある場合には、受注時刻が早いものを優先します。また、成行注文、ストリーミング注文またはロスカット取引がある場合は、それらの注文、取引の執行が、当注文の執行に優先するため、指定した価格が取引画面に表示されたにも関わらず約定しない場合があります。当注文は、上述の条件で執行されるか、取り消されるまで失効しません。取引時間が終了した場合、次の取引時間が開始されれば、引き続き上述の条件で約定するのを待ちます。当注文は、取引時間外に発注することも可能です。

○逆指値

当注文は、お客さまがあらかじめ執行の条件となるトリガー価格を指定して行う注文で、当行がお客さまに配信する価格が、売り注文の場合は、お客さまが指定した価格以下、買い注文の場合は、お客さまが指定した価格以上になった時点で、成行注文を執行します。そのため実際の約定価格は、お客さまの指定したトリガー価格に比べて有利になる場合もあれば、不利になる場合もあります。
当注文は、売りの場合、トリガー価格の高いものがトリガー価格の安いものに優先し、買いの場合、トリガー価格が安いものがトリガー価格の高いものに優先します。同じ価格をトリガー価格とする当注文か、同じ価格を注文価格として指定する指値注文が複数ある場合には、受注時刻が早いものが優先します。上述の執行条件を満たして成行注文に変わる前の当注文に対して成行注文、ストリーミング注文がある場合は、これらの注文が優先します。執行条件を満たし、成行注文になった後は、通常の成行等注文と同様に他の注文に優先しますが、ロスカット取引がある場合は同取引が優先します。当注文は、上述の条件で執行されるか、取り消されるまで指定した条件を満たして成行注文として執行されるのを待ちます。執行されずに取引時間が終了した場合、次の取引時間が開始されれば、引き続き上述の条件を満たして執行されるのを待ちます。当注文は、取引時間外に発注することも可能です。

お客さまが保有されている全建玉または複数建玉を一度に決済する注文を行う際には、当行は一度に全数の約定を行わず複数回にわけて約定を行う場合があります。そのため約定が分割されることから、必ずしも約定価格が同一とならない場合があります。

(新設)

☆取引価格生成、配信の停止・再開、配信再開時について

  • 当行は、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)先であるカブドットコム証券株式会社(以下「ASP先」という)より提供される価格に当行調達コストを付加した買い価格(アスクレート:ASK)と売り価格(ビッドレート:BID)を提供しております。また当行は、原則として不適切(異常)な品質のレート(一般的に「バグレート」と呼びます。)を排除するため、ASP先のシステムを通じて一定の制御を行っております。具体的には、ASP先より提供される価格について、ASP先においてバグレートを排除するための一定の制御をシステム的に行っております。
  • 当行は、相場急変時等において「ASP先」からの価格提供が停止した場合はお客さまへの取引レートの配信を停止し、「ASP先」からの価格提供が再開した場合はお客さまへの取引レートの配信を再開します。
  • 取引レートの配信を停止している間の相場の動向によっては、再開時の取引レートがお客さまのポジションのロスカットラインを割り込む場合もあるため、再開と同時にお客さまのポジションがロスカットの対象となる可能性があります。その場合、再開時の取引レートを基準とする成行注文による決済となりますので、必ずしも再開時の取引レートでロスカットされるとは限りません。また、ロスカットライン付近でロスカットされた場合に比べ、大きな損失が発生する可能性があり、相場の動向によっては、お客さまからお預かりした証拠金以上の損失が発生する場合があります。

(新設)

☆約定訂正・取消し

  • お客さまの注文の約定は、前項に記載する価格(取引レート)で行いますが、システム障害等(ASP先またはASP先のカバー取引先のシステム障害等を含みます。)により本来あるべき価格で約定しなかったこと(バグレートにより約定された場合を含みます。)等により、お客さまに本来発生していなかったはずの利益または損失が発生する可能性があります。その場合、本来あるべき価格での約定に訂正させていただくまたは約定の取消しをさせていただく場合があります。その場合、当行からお客さまに対し、速やかにご連絡します。(連絡方法は、取引画面、Eメール、電話等、状況により異なります。)

(新設)

以上